2016年12月30日金曜日

私的な2016年振り返り

世間的なニュースはこの時期嫌というほど振り返っているので自分本位での振り返りを。

2016年12月28日水曜日

インデックス投資オンリーだった私が個別株に投資しだして感じたこと

2か月前から個別株への投資を始めています。
それまではインデックスファンドとETFのみを投資対象としていました。 

短い期間ではありますが個別株投資を経験してみていくつか感じたことがあります。

2016年12月26日月曜日

来年への覚書:節税クロスについて

投資を始めて4年が経過していますがあまり税金には頓着せずにやってきました。
投資額が少ないことと、初めて3年はほぼインデックスの買いのみだったため税金の発生が少なかったことが原因としては大きいです。
(基本売りは無しで、配当も出さないファンドが多かった)

ただ今年から配当に着目した投資にシフトしつつあるため、来年以降それなりに税金を払うことになりそうです。
というわけで、年末は節税クロスをすることで損出しをすることを覚えておく必要がありそうです。

含み損銘柄を売り→買いをすることで年内の利益とぶつける手法ですね。
(信用口座の有無でやり方が違うみたいですね、実際にやる際にはもう少し細かく調べましょう)
 
もちろん、評価損になる銘柄を持っていないほうが望ましいのですが。
なかなか思う通りにならないのが相場なのでこういうテクニックは知っておいて損はないかと。
 
今年はトランプ大統領に帳尻を合わせてもらっため損出しの対象がありませんでした。
来年も不要になることを祈っています。

2016年12月24日土曜日

相場雑感(2016/12)-利上げ局面の投資戦略

現在の私の主軸市場である米国は完全に利上げ局面に入りました。
数年来の金融相場から業績相場への移行が予想され、セクター・企業の選別が結果に結びつきやすい時期になると思います。

2016年12月15日木曜日

2016年12月12日月曜日

SBI証券の米国貸株サービスの使い勝手が悪い

私のメイン口座はSBI証券です。
同証券では、最近米国株の貸株サービスを始めており少しでも金利がもらえるならとサービス申し込みをしていたのですが、先日全銘柄の貸株を解約しました。

以下に理由を上げますが、一言で言えば使い勝手の悪さにつきます。

2016年12月9日金曜日

油と政治の世界へ-エクソンモービル(ティッカー:XOM)の新規取得

多少時間が空いてしまいましたが、先週エクソンモービル(ティッカー:XOM)を新規取得しました。
原油減産合意報道の直後での取得で、以前の記事の予告通りとなります。 

2016年12月1日木曜日

資産状況(2016年11月)

2016年11月の資産状況を確認していきます。
目標の資産配分はこちらを確認してください。

2016年11月28日月曜日

OPEC総会、原油減産合意なるか

ずっとトランプ云々言っていても埒が明かないので直近の関心事を。
月末のOPEC総会です。
論点は9月に合意した原油の減産が実現路線として動き出すかです。

以前この話をした時は各国の利害調整ができず、協議が難航するのではと予想しました。
直近では合意可否の予測が入り乱れ、原油価格が上下しています。
インサイダーでもない限り正確に結果を予測するのは難しそうです。

2016年11月27日日曜日

ブログ村のカテゴリー変更と新規カテゴリーの印象

半年ほど前にブログ村の「株ブログ」カテゴリーに登録しました。
サブカテゴリーに「インデックス投資」と「米国株」を設定しているのですが、どうにもブログ内容としっくりこなくなったので「インデックス投資」カテゴリーから離脱することにしました。

2016年11月25日金曜日

日本株初参戦-日本たばこ産業(コード:2914)の新規取得

最近は株・為替ともに上昇が凄いですね。
自分のポートフォリオも相応に評価益が上がってきたのですが、反面追加投資の欲求が下がっています。
そんな中、タイトルにもある通り日本たばこ産業(コード:2914)を新規取得しました。

2016年11月21日月曜日

適正な持ち株数とは?


個人投資家における適正な持ち株数とはいくつなのでしょうか?
最近個別株デビューをしたのでそのようなことを考えます。
 
これという定量的な数字は出ないでしょう。
各人の投資に関する能力、投資に割ける時間、そもそもの投資額、性格なども影響するからです。

ただ、1銘柄集中投資や逆に管理能力を超えてまでの分散が適切でないことは明らかです。
概ね正解は中道にあることが多いと思います。

リスクヘッジという意味で言えば4銘柄位からでいいのではと思います。
銘柄の世話(ホームワーク)をしてあげて自分のリソースに余力があると考えれば、増やすのも良いでしょう。
10銘柄も超えればキャパオーバーになってくるのではと思います。
分散が目的というのであればインデックスで良いように思います。

一つだめだと思うのは、持ち株がコレクションになってしまうことです。
みんなが持っているから欲しい、損切りしたくないから残しておく、ポートフォリオにそのような感情を持ち込むことは良い結果を生まないでしょう。

自分の投資の目的をしっかり思い出してください(資産の最大化だと私は思っています)。

私はインデックス・個別どちらも持っているので、個別の数は比較的少数でも分散の観点はOKだと思っています。
ひとまず5銘柄程度で様子見で調整していこうと考えています。

2016年11月18日金曜日

為替雑感

私は為替については「過度には気にしない」というスタンスを取っています。

教科書的な2国間でのインフレ率・金利差との相関性を頭に入れたところで、短期(といっても半年~1年くらい平気で)の動きは相当摩訶不思議な挙動をするので気にするだけ損だなと。
一定のレンジで収まってくれていれば助かるな位の認識です。
 
たださすがに最近のような1週間で10円程度動くような光景を見ていると気になってしまいますね。
ちょうど米国株を買い増し中だったので「1週間前より為替だけで10%割高に買わなきゃならんわ―」みたいな感じです。
1年前ドル円120円程度だったことを思い出せばお安く買えているとも言えるんですがね。。。

結局最初の「過度に気にしない」に戻り各銘柄の購入タイミングでドル転すればいいやとなってしまいますね。

当たらなくてもいい予想としては円安方向より、円高方向へ動く要因の方が多いと感じます。
米国側の金利は上がっているしインフレも進行しそうな雰囲気です。
年末に利上げがあるとしてもすでに市場参加者に織り込まれているイベントなので、大きく円安に動かす要因にはならなさそう。
米国経済全体にとっても通貨高は許容できないでしょうし。

日本株なら為替を気にせず投資できるとも考えますが、投資先の事業内容込みで考えれば為替の影響を排除というのは現実的にはかなり難しいでしょう。

次の米国株購入時に円高になればラッキー、悲しくもこれが私の結論となってしまいます。

2016年11月16日水曜日

思い出の失敗投資番外編:誤発注

前回でラストと銘打ったのですが、この短い期間で失敗をしてしまったので戒めを込めて記事に残しておきます。

直近ということで推察も立てやすいと思いますが、前回記事にしたアルトリアグループ(ティッカー:MO)です。
先に断っておきますが、投資対象が悪いのではありません。
私の注文方法が誤っていたのです。

2016年11月14日月曜日

はじめての米国株投資-鉄板とあまのじゃく

前回書いたとおり大統領選のごたごたの最中、人生初の個別株投資をしました。

ここのところ米国高配当・ディフェンシブセクターは総じて株価が高めで、参入タイミングを逸していたのですが大統領選のごたごたを機に参入しました。

2銘柄獲得しています。
今月はあと2銘柄獲得予定ですが、先にご報告を。

2016年11月11日金曜日

米国大統領選雑感(投票日後日)

米国の大統領がトランプに決まりました。

ブリグジットに続き、サプライズ続きです。
世界的な潮流としてグローバリズムの反動が出てるとか、そんな論調も出ようかと思いますがまじめは話はエコノミストにでも任せておいて楽しい市場の話を。

皆さんは今回の大統領選投票~今日までどのような気持ちでしたか?
私は非常にわくわくしていました。

トランプ大統領確定 

案の定日本株暴落

為替円高

からの円安

アメリカ市場それなりに堅調(!?)

翌日日本市場驚異のV字回復

いや~楽しみました。
株・為替・債券全部巻き込んで大立ち回り。

特にトランプだと株下がるって言ってたエコノミストとかどんな気持ちなんでしょう。
日本市場も結局行ってこい(若干上に抜けてるくらい)。
上に下にと行ったの短期勝負をしている方は天国・地獄どちらかに連れていかれたことでしょう。

こういうときに思考停止する人は株に向いてないんでしょうね。
参加しないにしろ意思を持ってしないのと、目の前の出来事を咀嚼できずに固まってるのは同じじゃないと思います。

私は日本市場は直後の日経-6%をみて、かなり勝率高そうと感じるもポジションの比率的に日本株は上限まで行ってたのでスルーしました。

米国は以前から目をつけていた銘柄を物色して購入をしました。
ついに米国個別株デビューです!銘柄は別で記事にしたいと思います。

2016年11月7日月曜日

米国大統領選雑感(投票日前日)

時流に乗って米国大統領選に関して思うところを。

私は日本人であり、他国の首長選びにとやかく言う立場でないのは明らかなのですが
・実質的に覇権国家であるところの米国の動向は世界中に影響がある
・米国に比重を置いて投資している
という2点から相応に興味を持って大統領選をウォッチしています。

2016年11月1日火曜日

2016年10月31日月曜日

米国高配当ETF・HDV(1589)のプレミアム乗っかり具合がひどい

米国高配当ETFのHDV(1589)の値段がここ最近ずっと指数から乖離しています。
国内ETFはTOPIX・日経225など一部の流動性が高いもの以外は、大抵1%弱程度上下に乖離しているのが常ではあるのですが。

1589は少し事情が違っていて数ヶ月間継続して上方にかい離した状態、つまりはプレミアムが乗り続けているんです。

2016年10月29日土曜日

思い出の?失敗投資③セクターローテーション

第3回となった失敗投資話。一応これでラストです。

前回:思い出の失敗投資②立会外分売
前前回:思い出の失敗投資①イベント投資

今回の投資話は前回までとは異なる点があります。
実は現時点でまだ銘柄を保有しているんです。
そういった事情でタイトルにも思い出の「?」 とさせてもらっています。 

2016年10月27日木曜日

思い出の失敗投資②立会外分売

引き続き失敗投資の振り返りです。
前回:思い出の失敗投資①イベント投資


今回は立会外分売です。
前回のイベント投資に比べるとかなり地味かつマイナーですね。

簡単にSBI証券に載ってたい説明を貼っときます。
立会外分売とは、売買立会時間外(取引所などの取引時間外)で、大株主などの大量の売注文を、多くの投資家に分売する方法です。
投資家数の拡大や、流動性の向上などを目的に多数の銘柄で実施されております。

2016年10月25日火曜日

思い出の失敗投資①イベント投資

あまり自分の失敗を世に出したいとは思わないですが、考えの整理と戒めの為に過去に行って失敗とだと思った投資内容を記したいと思います。

先に保険をかけておきますが、あくまで私にとって失敗だっただけで今現在そういう投資をしている方を貶める意図はないです。

では本題。

2016年10月18日火曜日

人生初、マンション投資のお誘い

先日生まれて初めてマンション投資に関する電話営業を受けました。
見知らぬ電話番号なんて取らなければいいのですが、私は割と勧誘・詐欺電話を受けるのが嫌いではないので(性格悪い?)非通知であってもとってしまうのです。

営業電話ってテレビや創作物ではよく見聞きしていたものですが、自分にやられると新鮮さが相まって興味深かったです。

2016年10月14日金曜日

iSharesの信託報酬引き下げ、実は自分の持ち株も対象だった!

以前、iSharesのETFの信託報酬が値引きになった記事を書きました
国内もこの動きに追従してくれればメリットを受けれるのにと羨ましがっていたのですが、もっと直接的に保有しているiSharesのETF(JDR)の信託報酬が下がっていました。

■持ち株で信託報酬が下がったETF
・エマージング株ETF(1582):0.18% → 0.14%
・米国高配当株ETF(1589):0.12% → 0.08%

iSharesのホームページを見ていて気付きました。

特に1589は0.1%を切る状態になり私が保有しているETFだと初ですね。
配当投資は今後注力していく部分なので非常に助かります。
こういうのを見るとS&P500連動のIVVもJDR形式で東証に出してほしいと思ってしまいますね。

それにしてもブラックロックは今回かなり大胆な対応をとった印象です。
競合(特にバンガード)のシェアを奪う気満々ですね。 

長期投資向きの指数(S&P500等)であれば一度ETFを買ったらなかなか売らないと思うので、目先の利益を削ってでもシェアを取りに行くのは企業努力として正しいと思います。

売られにくい手数料収入という意味で、ストック型ビジネスともいえます。

金融株なので好みとは外れますが、投資対象のウォッチリストに入れてみようと思います。

2016年10月11日火曜日

中国に投資している理由

こちらにある通り私はPFの一定割合を中国に投資しています。
特に推しにする気もないですが、インデックスブログでは珍しいと思います。
たいていは新興国・先進国をまとめたインデックス(MSCIとか)を扱っている方が大半だと思うので。

私自身、中国に思い入れがあるわけではなく(隣国である以上色々考えることはありますが)単純に儲かる可能性が高そうだなと考えているからです。

理由は以下の2点。

2016年10月7日金曜日

ブラックロック(iShares)のETF信託報酬値引きを受けて

たまにはインデックスの話でも。
ETF運用の雄である、ブラックロック社がETFの信託報酬引き下げを発表しました。

世界最大級のETFが運用報酬の値引き競争 新ルールで(ETF GateWay)

記事によるとS&P500連動のETFの信託報酬が0.07%から0.04%へ引き下げとのこと。
同指数連動で私が保有している1547(上場S&P500米国株)の信託報酬が0.17%程度であるため、
四分の一以下ということになります。

1547も十分低コストであり、これ一本でアメリカ全域に投資できることには満足していますが中身が同じでコストが低いなら単純にうらやましいと感じてしまいます。
この辺はさすが金融先進国のアメリカだけあるなと感じてしまいます。
国内もこの動きに追随してくれると助かるのですが。

2016年10月3日月曜日

10,000PV達成

投資には関係ないですが、ブログのPV数が10,000PVを超えました。
ブログ開始後ちょうど5カ月経過での達成なので1月2000PV程度でしょうか。
どこに出しても恥ずかしくない弱小ぶりです。

計測はGoogle Analyticsで行っています。
おおよそブログ村からの流入が9割、その他が1割という感じでした。

手っ取り早くアクセス数が欲しくて始めたブログ村でしたが狙い通りの結果は出たようです。
ただこれ以上劇的に数字が伸びるような感じはしないので別の対策が必要そうです。
今後は検索エンジン経由でのPV数を稼ぐことを目標にしたいと思います。

別に数字の上下で何かが変わるわけでもないのですが、継続の為の張り合いですね。

次は100,000PVに到達したら記事にします!

2016年10月1日土曜日

資産状況(2016年09月)

2016年9月の資産状況を確認していきます。
目標の資産配分はこちらを確認してください。

2016年9月30日金曜日

OPEC減産合意への疑念

OECDが原油生産量を減産していくことを合意したと報道されています。

OPECが減産で合意、8年ぶり(ロイター)

報道を受けて原油先物市場は上昇し、石油関連株も上昇している。
ただ今回の合意で実際に原油価格が上昇するかは不明瞭だと感じています。

2016年9月28日水曜日

投資を始めて考えが変わった「良い会社」の定義

あるあるですが、投資をするようになると社会、特に政治経済に興味が出ることが多いようです。
私もそのクチです。
継続的取り入れる情報が変わると、考え方にも影響があるようで投資家的な見方というものが自分にも多少備わってきたように感じます。

その中で一番投資開始前後で考えが変わったのは「良い会社」 の定義です。

2016年9月23日金曜日

日銀政策決定会合雑感

今月の一大イベントであった日銀政策決定会合が終わりました。
マイナス金利深堀り・資産買い入れの増額は無く、既定路線拡張という意味での追加緩和はありませんでした。
ただ現状維持だったかというとそうではなく以下2点が目につきました。

2016年9月21日水曜日

相場雑感 2016/09/21

ブログ記事としていいタイトルではないが、内容が定まらないのでタイトルも曖昧に。

遠因として、相場状況が挙げられます。
騰がるでもなく、下がるでもなくのらりくらりとした印象を受けます。

拮抗してるというよりは、先を見ればイベントが多いため(日銀会合、FOMC、大統領選、利上げetc...)様子見しているという感じですかね。
リスクをとる主体が不在な感じ。

以前の記事で米国個別株に挑戦する旨をかいたもののここ最近の米国株、特に高配当・ディフェンシブ銘柄は軒並み堅調で一時よりは下げてきてはいるものの仕掛けるには居心地が悪い。


一部(20%程度)現金化した資金をもてあましつつ、かといって現金化を進める気にもなれない中途半端な状態です。


先に挙げたイベント起因で値が崩れると背中を押された気持ちになるのですが。

こういうときこそ、銘柄ウォッチリストの探索・観察に注力すべきですね。
しびれを切らして買いというのだけはないようにしたいです。
 

2016年9月15日木曜日

株主に社会的意義はあるか?

タイトルは自分の中で咀嚼しきれていない設問です。
もう少し噛み砕いた言い方をすると「株を保有することが自分以外の役に立つのか?」です。

「企業が何かをするためには投資家の出資が必要、その役割を株式を通じて投資家が提供することで社会に対して利便性(製品・サービス)が提供される」
そんな回答が来るかもしれない。

ただ、この回答では明らかに不十分だ。

企業⇔投資家間の最初の株の売買であれば、企業側に資金が提供される。
ただ、基本的に株の売買の多くは投資家⇔投資家間の譲渡でしかない。
私が誰かしらから株を買い、保有することと企業の価値には何の影響も発生しようがない。

「市場に流動性を提供する」

これは一つの回答の形だろう。
株式というシステムは流動性を伴ってこそ機能するシステムだからだ。
出口(現金化)が見えないことには誰も出資をしようなどとは考えないだろう。

ただしこの回答にも一定の疑問が残る。

株を持つことで社会に提供できる価値が流動性だけだというなら、あまり売買をしないスタイルの私は価値が低いということになる。
長期投資家より短期投資家の方が社会に価値を提供している事になり、究極的にはHFT(高頻度取引)が一番ということになる。
それはあまりに虚しくはないでしょうか。

勿論私にとって株を保有する目的は資産保全・資産最大化、これ以外にないです。
社会的意義なぞ一ミリも存在しなくても何の問題もないのですが。。。

だれかスカッとする回答を持っている方はいらっしゃらないでしょうか。

2016年9月12日月曜日

マイナス金利べき論

9月に入り相場的には月末の日銀会合を意識しだしたと感じています。
日銀副総裁からマイナス金利の深堀り容認を示唆する発言があり注目を浴ています。

現状、銀行イジメとしての側面の方が大きいように感じるマイナス金利。
超低金利による資金調達コストの低下・リーマン以降の規制強化によりかなり苦境に立たされている感のある銀行ですが、そこにプラスしてマイナス金利による貸出金利の低下は泣きっ面に蜂といった感じですね。


べき論は預金にもマイナス適用の必要があるのだと思います。

融資の利ザヤも稼げるし、死蔵された預金も少しは市場に出されるでしょう。
反対が多すぎて政治的に実行不可というやつなんでしょうけど。

ちなみに銀行を擁護する意見に見えるかもしれませんが、経済の心臓としての銀行業が死ぬと困るというだけで現行の銀行にはさっさと統廃合・合理化を進めてほしいと思っています。
数多すぎ!無駄多すぎ!!

投資対象としては基本的に触らない業種ですね。

2016年9月9日金曜日

ひたひたと長期金利上昇 -JREIT全売却-

タイトルにもある通りJREITを全て売却しました。
以前の投稿にもある通り大部分は売却済みでしたが、今回の売却で保有割合0となりました。

結果的には前回の価格から若干低いところで売却、前回全売却した方がましだったようです。

半端に残していたのは日銀の緩和で動きがあった場合(JREIT購入額増加、マイナス金利深堀り)を考慮してだったのですが。。。
直近の長期国債利回りの上昇(0.2%程度上昇しています)をみて手仕舞いしました。

勿論今後上記にかいたようなイベントごとが起こり、JREITの価格ががっつり騰がることもあり得るかと思いますが、ほどほどで納得したいと思います。

長期国債利回りの上昇は今後トレンドになるのか、元に戻るのか引き続き観察していきます。

今回の売買でキャッシュの割合は20%となりました。 
割り振り先は検討中です。

・アセットアロケーション


・ポートフォリオ


種類


比率備考
アセット地域通貨属性

先進国全体外貨地域5%MSCI コクサイ
先進国アメリカ外貨30%S&P500
先進国アメリカ外貨高配当10%高配当系の指数
先進国日本0%
先進国日本高配当15%高配当系の指数
新興国全体外貨地域5%MSCI エマージング
新興国中国外貨15%香港ハンセン指数
不動産先進国日本REIT0%東証REIT指数 5%⇒0%
債券先進国日本債券0%債券系の指数
通貨先進国日本通貨20%現金・MRF 15%⇒20%
※赤字が変更点

2016年9月5日月曜日

新興国の復活

世界情勢の見通しを考える際の参考の一つとしてPIMCOのレポートを見ています。
PIMCOは債券に比重を置いた運用会社なため、私の投資スタイルとは一致していないのですが長期の世界経済の見通しは納得・共感することが多いです。
(ニューノーマルという造語を世に出したのもこの会社です)

そんなPIMCOから以下のようなレポートが出ていました。

エマージング市場に前向きになる根拠(PIMCO)

要旨としては
・世界の金融情勢は新興国に追い風
・新興国のファンダメンタルズ(経済成長・経常収支)に安定化の兆し

と言ったところです。

確かにここ数カ月をみると新興国が先進国をアウトパフォームしています。
特に8月は中国の株価が堅調でした。

私のポートフォリオも一定割合新興国(特に中国)を含んでいるのでこの傾向は歓迎です。
ただ記事にもある通り一定のリスク・懸念は依然ある状態です。
極端にPFを偏らせるのではなく、一定量恩恵を受けれる程度がベターかと思います。 

「懸念がありつつ」というのが株で一番おいしい時期なことが多いので、そうなることを期待します。

2016年9月1日木曜日

資産状況(2016年08月)

2016年8月の資産状況を確認していきます。
目標の資産配分はこちらを確認してください。

2016年8月29日月曜日

お金に関する能力

何事にも能力(才能)があり、お金に関しても例外ではないと思います。
ざっくり考えるならお金を「稼ぐ」能力、「殖やす」能力、「使う」能力でしょうか。

一般的な文脈でいえば、お金に関する能力といえば「稼ぐ」にフォーカスが当てられることが多いように感じます。
投資をしている人からすれば「殖やす」に興味関心がいく方が多いでしょう。
私も投資ブログをやってるくらいなので、人並み以上には「殖やす」に興味を持っています。

ただ今回お話をしたいのは「使う」についてです。

前段の二つに比べると「使う」能力というのは注目されずらいように思えますが、本来的にはお金の存在意義は「使う」ことにあります。
「稼ぐ」のも「殖やす」のも「使う」ための手段にすぎないと考えれば、「使う」能力というのも同等に伸ばす必要がある能力だと思います。

仮に毎日100万円使って生活してくれと言われて、何日使い切ることができるでしょうか?
私は正直1日も使い切るビジョンが見えません。
欲しいものかって、おいしいもの食べてせいぜいその程度のような気がします。
「使う」能力のある人はこういうとき粋な使い方ができるのでしょう。
おそらく自分の為だけや効率のみを追った使い方は早めに限界が見えてしまうように感じます。

とりとめもなく書いてしまいましたが、何事も目的を明確化するのが重要ということです。
資産形成(稼ぐ・殖やす)には意義のある目的(使う)があってことそと思った次第です。

2016年8月26日金曜日

7割で勝負する

投資に限らずですが先行きが不明瞭なことをやる際(経験の無い仕事・勝負事etc...)に私は、
「7割で勝負」という感覚を大事にしています。
確か孫正義が雑誌かなにかでインタビューされた際の言葉だったと記憶しています。

勝率5割以下で勝負するのがNGなのは当然として、9割・10割になるまで待つのも良くない。
7割の勝算をもてるなら勝負に出るべきだという考えです。
兵は拙速を尊ぶと同様のニュアンスですね(図らずもこちらも孫氏!) 

日々の仕事で何か作る際も最初から完成を目指さず、ある程度のドラフト版で簡易的にレビューをした方が最終的な品質は上がりやすいというのも通じるものがあります。

投資で考えるなら、9割は暴落を待って投資するなどが典型かと。
10割はインサイダーくらいしか思いつきません。

結局のところ如何に多くの「勝算を持った行動」をできるかが、成果の大小に直結するものだと理解しています。

というわけで今後もいろんな葛藤を感じつつ継続してポジションをとり続けると思います。

2016年8月24日水曜日

2016年8月22日月曜日

NISA制度改正案に見る利害関係

以前から非課税期間5年という中途半端な設定でポンコツ制度呼ばわりされ、恒久化を求めれれていたNISAですが最近制度改正の動きがあるようです。

NISAに長期積立枠を創設、金融庁が月末要望へ=関係筋(ロイター)

要旨としては
・現行の120万*5年の非課税枠とは別に60万*20年の枠を設定
・利用者は上記2枠どちらかを選択する 
の2点です。

きっぱり恒久化!とならないあたり、お上にとって無期限というのは飲みにくい条件であることがわかります。
年数を増やす代わりに金額を減らしているのは財務省に対しての配慮なのでしょう。
一応新設枠は金額と年数の積が大きくなるよう設定されているので、プラス評価でもいいように思えます。

上記2案どちらか選べと言われたら新設の方を選択すると思います。


恒久化がベストではありますが、税をとる側から見たら「自分の都合ばかり押し付けるな!」ってところでしょうしね。
もうすこし投資しない層が投資に流れてくれば違うんでしょうけど。

ちなみに私の本心は「うだうだ分かりにくくするくらいなら、通常の税率を10%に戻せ」です。
まぁこれがいやなんでNISAなんてやってるんでしょうけど。

2016年8月19日金曜日

[1582]iシェアーズ エマージング株ETFから配当金+今後の配当金関連の投稿について

1582から配当金をいただきました。

受取金額は税引き前※で1株当たり33円、総額1056円、配当利回り1.93%となっています。
※現地源泉徴収税率10%は適用済み

2016年8月16日火曜日

配当最大化の戦略③:阻害要因

前回前々回と配当を大きくすることについて書いていきました。
今度は逆に配当最大化の阻害要因を書いていきたいと思います。

2016年8月12日金曜日

[1589]iシェアーズ 米国高配当株ETFから配当金

1589から配当金をいただきました。

受取金額は税引き前※で1株当たり60円、総額1620円、配当利回り3.22%となっています。
※現地源泉徴収税率10%は適用済み


2016年8月9日火曜日

配当最大化の戦略②:YoCの最大化

前回の記事で配当最大化の2要素のうち投資金額の増大について書きました。
今回はYoC(Yield on Cost)の増大について書いていきます。

復習になりますがYoCは「投資した金額から見た利回り」 です。
表面利回り(投資時点の利回り)ではないことが後述の戦略の根幹となります。
では、YoCの増大の為に何が必要か見ていきます。

2016年8月5日金曜日

配当最大化の戦略①:投資金額の最大化

以前の記事で配当投資へ比重を傾けることを書きました。
実際の配分・銘柄等はまだ検討中ですが、自分の中で考えている配当投資の戦略をまとめておきたいと思います。

2016年8月1日月曜日

資産状況(2016年07月)

2016年7月の資産状況を確認していきます。
目標の資産配分はこちらを確認してください。

2016年7月29日金曜日

資産配分変更(2016年07月)-配当投資への傾倒

資産配分の変更を行いました。
通常資産配分変更は毎年秋ごろに検討をするのですが、今回は臨時対応です。
理由は後ほどにして変更点を先に示します。

2016年7月26日火曜日

ポケモンGOいいじゃん

ちなみにやってません。

ドンピシャのポケモン世代ですがアニメを見てたくらいで、ゲームはやっていませんでした。
ポケモンGO自体のゲーム性としてもIngressを2カ月程度で飽きた実績があるので、ハマることはないでしょう。

ただ日本企業の仕掛けが世界を巻き込んで注目を浴びるというのは素直に喜ばしいです。
普段、海外企業(特にアメリカ)をウォッチしている分自国企業を見たときにレベルの差を感じることが多いのですがやるじゃん日本という感じです。

あとは如何にマネタイズしていくかですが、肝心の任天堂はそこまで前のめりじゃない模様?
※プレスで「収益に与える影響は限定的」という発表を行い株価が急落しています
運営自体はアメリカ企業が行っているとのことなので、任天堂は名前貸し商売なのかもしれませんが、リスクを取らずおいしいところは別のところがにならないことを期待します。

あと、街中でポケモンGOやるかたは周囲とのトラブルになることだけは控えていただければと。

2016年7月22日金曜日

NYダウ最高値更新中の今、思い出す格言

「株の儲けは我慢料」

株で儲けるということがどういうことかを適切に表した言葉だと思います。
元の文脈で言えば、株価が上昇する前の低迷期を辛抱強く耐えることを我慢としてるため
株式市場が好調な今の状況とはアンマッチではあります。

ただ株とは不思議なもので株価の上昇を待つ我慢もありますが、上がったら上がったらで
「売りの誘惑」からの我慢が必要なのです。 
苦痛(含み損)には強い人でも快楽(含み益)には弱かったりするのが人間の面白いところです。

前述の通り、今米国株式市場は絶好調です。
いつ利食いをしようか、はたまたここから追加で資金を投下しようと考えている方も多いのではないでしょうか。
ただ、私個人としては資金を追加するには遅く、すでに建てたポジションを粘れるだけ粘る時期なのかと考えています。

下記はFear & Greed指数の推移です。


2014年の夏以来のレベルまで市場が強欲に傾いていることがわかります。
Mr.マーケットの機嫌は些細なきっかけで様変わりするので、彼のヒステリーが始まらないかじっくり観察していきたいと思います。

2016年7月20日水曜日

[1550]MAXIS 海外株式(MSCIコクサイ)上場投信から配当金

1550から配当金をいただきました。

受取金額は税引き前で1株当たり10.6円、総額636円、配当利回り1.89%となっています。

2016年7月18日月曜日

ボーナス支給に見る人的資本の重要性

ありがたいことに夏季のボーナスが支給されました。
生々しいので数字は公表しませんが前年比19%程度アップとなりました。

業績評価であるところのボーナスを、前年比でみることにどれだけ意味があるかは微妙ですが
自分の仕事がプラスに評価されたと取っておきます。

よくいわれる人的資本と金融資本の関係性。
人的資本は年齢とともに減っていき、金融資本は大きくなっていくというもの。
私は年齢が30ということもあり比較的人的資本はまだ大きい方だと認識しています。
よって今時点で投資の熟練度を上げることに集中することよりも、本業へ集中(もっといえば本業で評価されることへの集中)を考える方が経済的な合理性があると考えています。
※とはいっても投資ブログをやるくらいには投資に注力しているわけですが。。。

収入は金額でみるもの、投資は比率でみるもの。
RPG風に言いかえれば、収入は固定ダメージ、投資は割合ダメージと言ったところでしょうか。

年齢により金融資本が増大するといっても、それは人的資本から得た資金を金融資本に振り分けることが大前提となります。
今は潜在的な自己資本を可能な限り大きくしつつ、金融資本を育てていく時期だと考えています。

というわけで本業中に株価が気になってスマホをいじるような行いは、経済合理性に反した行為だという戒めでした。


2016年7月15日金曜日

債券と高配当株式の役割逆転

日本でマイナス金利が適用されてから半年近くが経とうとしています。
当初-0.1%前後を推移していた長期国債利回りも、今では-0.3%に達しようという勢い。

私個人は長期国債の利回りが0.5%の頃に、この水準では下値の余地がなさすぎて債券に
期待する役割(株との逆相関)が行われるか怪しいと考え撤退しています。
当時はまさかマイナスの領域が存在するとは考えもしなかったですが。。。

どちらにせよ債券にインカムゲインを期待する時代ではなくなったというのが現状への認識です。
債券の買い手はキャピタルゲイン目当てか、そもそも儲けを考えなくいい主体が大半かと。

翻って安定的なインカムゲインを求める資金はどこに向かっているかというと、REIT・ハイイールド債などのリスクが(債券より)高いインカム資産と高配当株式に向かっているように思えます。

債券にキャピタルゲインを求め、株にインカムゲインゲインを求める。
投資の教科書と逆を行く状態ですが、これがニューノーマルの通過点の形なのでしょうか。

世界的にこの傾向が変わる気配は感じられませんが、永続的にこの方向を向き続ける
こともできません。
10年以上一貫して低下し続けた金利のトレンドが逆をむくならその時は、
株式市場にも大きな影響が出ることが予想されます。
投資対象としては見なくなりましたが、債券市場も観察を継続する必要があると思います。

2016年7月11日月曜日

SBI証券の米国株手数料引き下げに見る証券会社選び

SBI証券が7/11(月)より米国株式の手数料を引き下げることを発表しました。
※厳密には7/11~キャンペーンで8/8~恒久化予定
プレスのページはこちら

変更内容は以下の通りです。
・変更前:1,000株まで、25ドル
・変更後:約定代金の0.45%(手数料下限5ドル/上限20ドル)

業界内最安だったマネックス証券と同条件になったということで、投資環境の改善が
一歩進んだ印象です。
ネット証券最大手であるところのSBIがこうした動きをしてきたということで、
各社がどのような対応をしていくか注目です。

今回のような対応が私がSBI(というか業界最大手)を選ぶ理由ですね。
他社と比較して個別の条件で劣後していても、今回の手数料引き下げのように後追いで
条件修正をかけてこれるわけです。
競合している会社としては厳しいでしょうが、利用者としてはありがたい話です。

もちろん会社がその条件が集客への影響度が大きいと認識してもらう必要があるので、
リクエストをするという行動は必要だとは思いますが。

現状でもSBI証券の使い勝手が最上ということもないですが、選択肢として考えるなら最も
無難であると思います。

2016年7月8日金曜日

ふるさと納税に関する勘違い

個人でできる節税として有名なふるさと納税。
制度に関して私が勘違いしていた部分があったので備忘を兼ねて残しておきます。

・要は寄付金
本制度の肝は納税と言いつつも実際には寄付であり、所得控除が受けられる点です。
それに付随して各自治体から納税額に応じた商品が送られてくるというのが制度の骨子です。

・感違いしていた点
控除は所得税・住民税から成りますが、勘違いしていたのは住民税の控除の方法。
確定拠出年金と同様10%(住民税率)を控除と思っていたのですが、本制度用の特例部分が
存在し、以下のように算出されます。

特例部分の控除率計算式:100%-「基本控除率10%」-「所得税の限界税率」

要は所得税+住民税(基本+特例)で必ず100%控除が達成される仕組みということです。
※厳密には寄付額から2000円は除しますが

特例部分の存在を理解していなかったため、私の中でふるさと納税は
各自治体の名産品を割引価格(15%~40%引き)で手に入れられる制度」 になっていました。
実際は「2000円で各自治体の名産品を手に入れられる制度」 だったんですね。

特例部分のあるなしで有用度が全く違いますね。
米などの生活必需品にしておけば実質ノーリスクで税控除を受けれます。

これだけ世の中で騒がれてるんだから、前者程度のメリットなわけないと疑えよという話ですが。。。
中途半端な理解・不完全な情報は不利益を被る可能性を上げてしまうと戒めておきます。

・で、やるのか?
ここまで言っといてですが、欲しいものがあれば程度の感触です。
(個人的に米をほとんど食べないのでコスパ的な価値が下がっている)

ポータルサイトがあるようなので各自治体の商品を眺めてみようとは思います。

2016年7月3日日曜日

米国高配当ETF・HDV(1589)の分配金減少が気になる

こちらにある通り資産の一定割合を米国高配当株に割り当てることにしています。
投資対象としては米国高配当株ETFのHDV(1589)を保有しています。

普段分配金に関する記事は受け取りのタイミングで書くことにしているのですが、
HDVの分配金について気になったので、取り上げたいと思います。

・分配金が減少している
タイトルにもある通り今年に入ってHDVの分配金が去年より減少しています。
以下が直近6四半期の分配金実績です。
 
権利落ち日分配金単価
2016/06/21$0.679421
2016/03/23$0.676805
2015/12/24$0.715673
2015/09/25$0.722168
2015/06/24$0.724784
2015/03/25$0.716815

2016年7月1日金曜日

資産状況(2016年06月)

2016年6月の資産状況を確認していきます。
目標の資産配分はこちらを確認してください。


2016年6月30日木曜日

2016年が半分経過、市場を振り返る

この時期のべたな話題ですが2016年が半分経過しました。
ちょっと気を抜けば年末になっていそうな感じがします。

さて、ちょうどいいタイミングなので1月からの半年を振り返ってみたいと思います。

以下は直近半年のTOPIX、SP500、先進国指数(日本除く)、新興国指数の推移です。
※先進国指数はTOK、新興国指数はEEMで代用
※チャートはgoogle financeから引用

2016年6月28日火曜日

ETFを割高な値段で買うか

皆さんはETFを購入する際、何を基準に買値を決めるでしょうか。
私は連動対象の指数からおおよその買値を算出して指値注文します。
指数連動の金融商品なので当たり前と言えば当たり前ですが。

こちらのような便利なサイトもあるため、およそのフェアバリューを知るのはそう難しくはないです。
上記のサイトなどで大体の価格を想定した後は、市場の雰囲気を鑑みて(強気or弱気?)
想定価格ぴったり、ちょい上、ちょい下くらいの使い分けをしています。

ただ上記のサイトを眺めていて目を引くのは、とても指数連動といないレベルで基準価額と
かい離している商品が存在すること。
10%超というもはや商品性を無視したものは論外としても(おそらく流動性が皆無なのでしょう)、
±2%程度ならざらにある印象です。
自分の感覚としては指数連動の商品を求めておいて、2%高いものを買うのはないなーと思います。

勿論それを利用して安く仕入れる、高く売るということを否定するつもりはないですが、
フェアバリューの安心感の方に私は重きを置きたいと感じます。
(投資信託ならその心配がないとのツッコミもあるかと思いますが、コスト面での優位性・
商品の種類の豊富さなどETF側に軍配が上がる事項が多々あるので一長一短といった感じ)

長々と何が言いたかったかというと、英国EU離脱のゴタゴタに乗じてHDV(1589)を買い増そう
としたが指値に全く引っかからずがっかりしているという話です。

いくら高配当でも2%も割高で買ったら相殺する部分が大き過ぎるため、私には手が出ない。。。

2016年6月26日日曜日

イギリス国民の決断により日本株の立ち位置を思い知らされる

2016年6月24日、イギリス国民はEU離脱という大きな選択をしました。
一言離脱といっても実務上は年単位での内政・外交含めた大仕事が待ってるとのことで、
英国紳士の皆様方の置かれてはスマートに事にあたっていただきたいと思います。
(伝統の二枚舌で相場をこれ以上乱すのだけはやめていただきたいが。。。)

さて相場の話。
上記を受けて予想通り世界の株式市場はリスクオフに傾きました。
投票前は結局残留だろうという楽観視が優勢だったことから影響も大きかったように思います。

2016年6月23日木曜日

イギリスのEU離脱国民投票、、さてどうする?

いよいよイギリスのEU離脱に関する国民投票が実施されます。

私自身特にこのイベントでトレードする予定はありません。
私の技量では下手な波乗りをして溺れるよりはじっと波がおさまるのを待つのが得策でしょう。
分をわきまえて派手な空中戦勢の様子を観戦したいと思います。

事前の予測は離脱・残留拮抗しているようです。
下手の予測としては、残留⇒リスクオン、離脱⇒リスクオフと思っています。
ただ残留しても忘れたころに蒸し返しがユーロ圏の常なので、中期で見たら離脱の方が
相場的にはプラスな気もします。

結局のところ当事者にとってはいざ知らず、遠く離れた国の個人投資家にとってはニュース等で
騒がれてるほど注視する必要があるものではないと思います。
市場の嫌う不確実性さえ取り除かれれば、一時の反動ののち普段の相場に戻ると思います。

離脱で大きく調整が入るようなら買い増しを検討する程度でしょう。

2016年6月18日土曜日

インデックス投資家はアクティブ投資家を応援すべき


偏見かもしれませんがインデックス投資家とアクティブ投資家は仲が良くないように感じます。
厳密には互いに卑下する感情があるといったところでしょうか。

2016年6月14日火曜日

確定拠出年金-検討②:事前の決めごと、そして金融機関へのグチ

前回、確定拠出年金のメリットデメリットを整理しました。
デメリットもありますが総合的に見ればメリットが勝る制度だと判断しました。
今回は加入に際しての決めごとを検討していきたいと思います。

2016年6月11日土曜日

イギリスEU離脱雑感

イギリスのEU離脱国民投票が迫っている。

いくつかのニュースを見ると世論調査の結果がバラバラなため、
先行きの不安定さ感じるが現地ノミ屋(ブックメーカー)のオッズでは残留派の方が強いようだ。
何の拘束力のないアンケートよりは、身銭を切ってる賭け事の結果の方が信用できるので
ひとまず残留が本線と認識しておく。

去年のギリシャ問題など、EUという社会実験の綻びが目につくことが多い昨今である。
結局は同一性を感じる枠(国)を超えて生計をともにするというのは、人類には早すぎたという
ことでしょうね。
※東北地震の復興増税に反対する人は少数、ギリシャへの融資は揉めに揉める

市場が不安定になればお約束の「有事の円買い」というやつがやってきて、為替を円高方面
にいざなう可能性がある。
国内株式市場には迷惑以外の何物でもないが、世界の中でシクリカルな市場として位置して
いる以上しょうがない。
個人としてはリスクオフ+円高が来るのであれば、外国株を有利に買い増すチャンスとして
立ち回るだけである。

材料を飲みこめば市場は落ち着くでしょう。
今年のギリシャの融資があっさりと決まり、株式市場には何の影響も与えなかった通り
結果の予測さえできていれば大半は杞憂に終わるのです。

2016年6月8日水曜日

確定拠出年金-検討①:メリット・デメリット

いまさらながら個人型確定拠出年金を検討しています。

制度自体は投資を始めたころから認識していましたが、60歳まで現金化できない
代わりに非課税程度の中途半端な認識でした。
その程度ならNISAとどっこいどっこいだと思い調べていなかったのですが、
投資ブログをネットサーフィンしている際に上記以外のメリットを知り検討を始めた次第です。
(本当に無知は罪ですね)

中途半端に理解していた私が言うのも変ですが簡単に制度のメリデメを整理します。

2016年6月5日日曜日

一度買ったら売らない

長期投資の文脈においては「一度買ったら売らない」はよくいわれることかと思います。
インデックス投資界隈では、
・株価の動きは予測できない
・稲妻が輝く瞬間(株価が大きく上昇する時)に株を保有していないとリターンが大きく劣後する※
・ゆえに相場に居続けることが最善
というような論調でしょうか。

個別株に投資している方たちにとっても、理想的な保有期間は
「(成長ストーリーが続く限り)永遠」という方は多いのではないかと思います。

では私にとって「一度買ったら売らない」に該当するものは何かを考えていきたいと思います。

2016年6月1日水曜日

資産状況(2016年05月)

2016年5月の資産状況を確認していきます。
目標の資産配分はこちらを確認してください。


2016年5月31日火曜日

増税延期雑感

増税延期がほぼ確定しました。
相場的には今月あたまくらいから徐々に織り込んでいった感じでしょうか。
昨日のTOPIXの動きもじり高といった感じで好印象でした。

来年4月から2年半延期ということで、都合3年半の猶予期間。
延期自体は大多数が見込んでいたと思いますが、3年半という期間は多少サプライズ
だったように感じます。
長めの猶予期間をあげるからしっかり消費してねってところですかね。

統計をみると現政権に交代以降は雇用・賃金の総和は改善傾向です。
消費も序盤はよかったですが、増税(5→8%)以降あきらからに失速しました。

アメリカほどではないにしろ、日本もGDPに占める個人消費の割合は大きいため(6割程度)、
消費が弱い現状で需要の腰折れを招く増税を延期する選択は適切だと思います。

あとは、アメリカ・中国に異常がなければしばらく穏やかな日々を送れそうですが、
大多数の人間が嫌がる方向へ向かうのが相場なので無意味な皮算用はやめておきます。

2016年5月28日土曜日

投資なんて宗教みたいなもの

投資ブログでわざわざこんな題名をつけるのはどうかと思いますが。
要は信心が大事という話です。

2016年5月25日水曜日

[1698]日興 上場高配当から配当金

1698から配当金をいただきました。

受取金額は税引き前で1株当たり10.6円、総額636円、配当利回り2.68%となっています。

2016年5月21日土曜日

ブログ村「株ブログ」に登録、カテゴリー毎のブログの印象など

ブログを書き始め半月ほどが経過しました。
ブログの主目的としては投資活動の記録、投資の情報・考えのアウトプット先としていますが、
いろんな人から見られたいという承認欲求も存在しています。
(本当に上記だけの目的なら、インターネット上に公開する意味がないですからね)

しかし、開始して間もない情報量の無いブログには人はそう簡単には来ません。
情報の集積は時間をかけてやるとして、手っ取り早い対策を求めて検討した末、
いわゆる「人気ブログランキング」の登録に行きつきした。


2016年5月18日水曜日

[1577]NEXT FUNDS 野村日本株高配当70連動型上場投信から配当金

1577から配当金を頂きました。

受取金額は税引き前で1株当たり233円、総額3,262円、配当利回り2.66%となっています。

2016年5月15日日曜日

ポートフォリオをを眺めつつ投資動機を整理

前回アセットアロケーションとポートフォリオを公開しました。
私がどういう意図でそれぞれに投資をしているかを整理もかねて記載していきます。


2016年5月11日水曜日

資産配分(2016年05月)

リスク資産の配分状況です。
投資スタイル」に記載した通り、資産配分については一年に一度程度見直しをかけています。
最新の資産配分状況は「投資配分」ラベルの最新を確認してください。

2016年5月7日土曜日

投資スタイル

投資歴も4年目となり、開始していたころとは投資の手法が変わってきました。
ざっくり来歴を振り返ると

2016年5月3日火曜日

どうして投資をするのか?

私の肌感覚での意見だが、「投資をしている」と言うと楽に儲けようとしている
と見下される風潮があると感じます。

バブル崩壊で痛い目を見た反動なのか、
倹約・貯蓄を是とする国民性(戦後教育)のせいなのかは分からないが
大人の社会では「投資」は一種の禁句だと思います。

ではなぜ投資をするか?

2016年5月2日月曜日