2016年8月22日月曜日

NISA制度改正案に見る利害関係

以前から非課税期間5年という中途半端な設定でポンコツ制度呼ばわりされ、恒久化を求めれれていたNISAですが最近制度改正の動きがあるようです。

NISAに長期積立枠を創設、金融庁が月末要望へ=関係筋(ロイター)

要旨としては
・現行の120万*5年の非課税枠とは別に60万*20年の枠を設定
・利用者は上記2枠どちらかを選択する 
の2点です。

きっぱり恒久化!とならないあたり、お上にとって無期限というのは飲みにくい条件であることがわかります。
年数を増やす代わりに金額を減らしているのは財務省に対しての配慮なのでしょう。
一応新設枠は金額と年数の積が大きくなるよう設定されているので、プラス評価でもいいように思えます。

上記2案どちらか選べと言われたら新設の方を選択すると思います。


恒久化がベストではありますが、税をとる側から見たら「自分の都合ばかり押し付けるな!」ってところでしょうしね。
もうすこし投資しない層が投資に流れてくれば違うんでしょうけど。

ちなみに私の本心は「うだうだ分かりにくくするくらいなら、通常の税率を10%に戻せ」です。
まぁこれがいやなんでNISAなんてやってるんでしょうけど。

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