2018年2月28日水曜日

JT(日本たばこ産業)の株価ががっつりと下落

元保有株のJTが謎の軟調ぶりを見せています。




2月だけで20%程度調整しています。
2月頭に日本株から完全撤退をしていたので、巻き込まれずに済みましたが特にこういった状況を予測できていたわけではありません。
完全に運です。

しかし今回の下落は不可解ですね。
元々悪材料いっぱいなJTですが、なぜ急にこんなにも売られてしまったのか。

私が意識する限り悪材料は
・普通に直近決算がよくない(電子タバコにシェアを奪われている)
・ガイダンスがよくない(プルームテックが攻勢に出るまでまだ時間が必要)
・タバコ会社は印象が悪い
・米国金利の上昇で高配当株の妙味が薄れている(結構外人比率が高かった記憶です)
こんなところでしょうか。

まぁ確かにいい状況ではないのですが、全体的に以前から認識されている材料だと思うので今月急にというのは腑に落ちないんですよね。
強いて言えば金利の件は今月特に意識されてきているので筋が通っていると感じやすいかな?というくらいですかね。

何はともあれがっつり株価が下がったおかげで利回りが5%に達しそうな勢いです。
先ほどはJTに対してぼろくそに言ってしまいましたが、ここまで売られるほどには悪い会社ではないと思っています。
来年度は無理でも次の年くらいからはある程度巻き返しも期待できそうですし。
元々長いスパンでひっそりと保有するタイプの企業だと思うので、株価は気にせず放置というのも選択肢に入ると思います。

今ぐらいの水準から一定基準で買い下がっていけば報われる可能性は高い気もします
(利回り5%→5.5%6%みたいな感じで)
ただ、資産と気持ちに余裕のあるお金持ち向けの案件ですね。

小粒な投資家の私は普通に業績を出せる企業にbetしていこうと思います。

2018年2月27日火曜日

ブログで投資金額を晒せるか問題

投資ブログを始めて2年弱経ちますが今まで投資金額を公開せずにやってきました。
個人情報であるというのもそうなのですが、単純に投資金額が小さくて恥ずかしいというのが本音に近いと思います。

他の投資ブログを覗いてみても金額を晒すかは意見が分かれるみたいですね。
センシティブな話題なので当然といえば当然ですが。

ただ投資ブログを見ようなんて人間は須らくお金が好きだと思うので、割合だけの投資成績を見るよりは絶対値としての金額も載せておいた方が伝わりがいい気はします。
実際私がそうですしね笑。

というわけでいささかの抵抗感を振り払い投資金額を晒すことにしました。
私が投資してからの金融資産の金額の推移をページ上のリンクから参照できるようにしているので、リアルな30代の投資事情を見ていただければと思います。

まぁ世の投資ブログは同年代でも何千万・何憶みたいな方であふれているので恥ずかしい限りなのですがね。

2018年2月26日月曜日

資産配分変更(2018年3月):あなた任せの日本株から撤退

前回資産配分を変更してから半年もたたず配分変更です。

種類比率備考
アセット地域
先進国全体0.0%
米国70.0%60% → 70%
日本00.0%20% → 0%
新興国全体10.0%20% → 10%
中国20.0%0% → 20%
不動産先進国日本0.0%
債券先進国日本0.0%
通貨先進国日本0.0%

2018年2月25日日曜日

インフラファンド覚書:銘柄

前回インフラファンドのアウトラインを押さえたわけですが、投資家としては何に投資するかが重要です。

現在インフラファンドで投資対象となるのは4銘柄です。
一番古い銘柄でも2015年上場と如何にもな新興っぷりなので、正直あまり実績で語れる部分は少ない印象です。
というわけで私の印象コメントと共に銘柄紹介をしていこうかなと思います。

・タカラレーベン・インフラ投資法人(9281)
インフラファンド上場第一号。
パイオニアだけあって長期にインフラファンドを運営する気があるように見える。
借入金が変動利率ONLYなのでインフレになると厳しそうだなという印象。

・いちごグリーンインフラ投資法人(9282)
スポンサーはREITでも銘柄のあるいちご株式会社(すごい名前だ)。
10年分の分配金予想を出したりとやることが派手。
ただ利益超過分配金をガンガン出していくスタイルなので好みが分かれそう。
(私は利益超過分配金は単なる投資金の払い戻しだと思っているので、きちんと再投資に回してほしいなと思う派)

・日本再生可能エネルギーインフラ投資法人(9283)
特に印象がない、、、
一応将来的には太陽光以外の再生可能エネルギーもやるみたいなことを謳っている。

・カナディアン・ソーラー・インフラ投資法人(9284)
一番最近上場している。
スポンサーが太陽光発電事業をしているため親和性が強い(と思われる)。
時価総額が一番大きい。

あってないような解説ですが以上です。
全体的にREITと比べるとスポンサーの力が貧弱な印象を受けますね。
また一番大きいカナディアンでも時価総額180億とかなり小粒です。

私が投資するならタカラレーベンとカナディアンでしょうかね。
カナディアンは実績がまだ少ないので、運用部分がどうか未知数な部分も大きいですが。
REITでもふざけた増資(金集めておいて1口あたりの収益が下がるようなやつ)とかするようなことがあるので何とも言えません。

インフラファンド覚書:制度面

最近インフラファンドの存在を知りました。
基本的に投資用ポートフォリオは株式のみで構成するので、採用するかは微妙ですが知識としては入れておいて損はないのかなと。

今回は制度面をまとめてみようと思います。

▽概要
そもそもインフラファンドとは何ぞや?というところですが、REITのインフラ設備版というのが一番分かりやすい説明になるかと思います。
要はインフラ設備を保有しその賃貸収入の大半を分配するファンドといった感じです。

インフラ設備は区分上は色々あるようですが(エネルギー関連、運輸関連(空港等))、現状は太陽光発電設備に投資する物のみのようです。
以後の説明も太陽光発電に絞って説明していきます。

▽特徴
太陽光発電はエネルギー政策上、早急な普及と低コスト化が必要でそのためにFiT(再生可能エネルギーの固定価格買取制度)が制定されています。
現状市場競争力のない太陽光発電の普及のために、売電価格を固定にして採算がとれるようにしている制度ですね。
・一度価格が決まると20年間価格が固定となるため商売になる→普及
・売電価格は毎年見直しをかけ随時価格を下げていく→低コスト化
といった図式のようですね。

インフラファンドの性質の多くは上記の制度からきているものと考えます。

▽メリット
投資上のメリットとしては収益の見通しのしやすさです。
不動産を原資とする場合と違いほぼ稼働率を気にする必要がない+キャッシュフローの元は太陽光なので景気動向にも影響されません。
売却は固定価格となっているため、日照時間さえ予測からぶれなければ収益は堅いものと考えます。

▽デメリット
一番大きいところでいうとFiTの将来の不透明性でしょうか。
20年後の売却価格がどうなるかは現在時点で開示がなく棚上げ事項となっています。
収益性に大きく影響がある部分なので、早期の開示・投資家に不利にならない制度を期待したい部分です。

また上記特性ゆえ現状ではインフラファンドは導管性の適用が時限式になっています。
要は税制上の優遇が永続化されているわけではないということですね。
この部分も早めの制度整備をお願いしたいところですね。

細かくは
・外部成長があまり期待できない
・市場が小さい
・インフレに弱い
などありますが、ざっと俯瞰する限りこんなところだと思います。

特性とメリデメを理解したうえでなら投資してみるのもアリかなーという程度には魅力のある金融商品かなと感じました。

2018年2月20日火曜日

市場急落で買った株

2月に入って本業がえらく忙しいです。
ブログ更新もおざなりになりがちなのですが、先日の株安時に買い増し・新規取得した株を履歴として残しておきます。

▽買い増し
・マイクロソフト(MSFT)
・ジョンソン&ジョンソン(JNJ)

▽新規取得
・インターナショナル・フレバー・アンド・フレグランス(IFF)
・平安保険
・テンセント

結構がっつり買いに走りました。
原資は日本株を売却していた分と追加の入金です。

選択基準は純粋に直近決算がよかった銘柄を選んでいます。
世界的な緩和傾向が反転しだしているので、各企業の地力が評価に影響していくものと考えています。

買い増し組は特にコメントなしです。
新規取得については、IFFは前々から狙っていた銘柄だったので市場起因で下げたタイミグで打診買いしてみました。

平安保険とテンセントは念願の中国株デビュー。
同じく年明けまでの株高是正のタイミングで買っています。
中国株はやはり値動きが激しいですね。
今後もジェットコースターだとは思いますが、振り回されないようついていこうと思います。

経過を見る限り市場も買いに走った株たちも良好状況ですが、発端の長期金利は今後も上昇していくと思うのでチャンスと思えば動けるようにしておきたいです。
まぁ結果しっかりサラリーを稼げということですかね。

働きます!

2018年2月14日水曜日

嗚呼、素晴らしきかなキャッシュポジション

久しぶりの調整らしい調整を前に皆様いかがお過ごしでしょう。
直近勇ましかった日本市場が周りを見ながら寄り天というパターンを何度か繰り返す。
あなた任せの日本市場が戻ってきたと苦笑い中です。

幸運にも暴落前に日本株を全て売り払っていたので、再度INするタイミングを計っていたのですが投資対象国の割合変更を考えないといけないかもしれません。
(JTがえげつないくらいぼこぼこに売られてて何とも、、、足元見られてますなぁ)

さて今日の本題はキャッシュポジションです。
暴落に合わせて現金化できてうれしいというのもありますが、フルインベストメントになりがちな株中毒達には一度は考える必要のある題材かと思います。
明らかな過熱感を前に現金化できるスキルが身につくのであれば投資成績の向上が見込めますからね。

ただ今回現金化にチャレンジしてみて感じたことは、何度もこういったことをしても精々成功率五分五分でじり貧になっていくだろうなという感触でした。

単純なOK/NGの2択で期待値イコールならともかく、売却後に下がるか?下がったとしていつ買うか?と選択は単純な二択にはなりえません。
しかも各行動には手数料・税金というハンデがつく始末です。
そりゃインデックスの持ちっぱなしが強いわけだ、、、

そんなわけで華麗な現金化への憧れはかなり薄れたとともに、ローリスクに定期的に資金を得られる私の属性(=サラリーマン)に感謝しました。
市場から退避した資金であろうと後に入金した資金であろうと額が同じなら効用は同じですからね。

入金投資法は(恰好良くないことを除けば)攻防一体の最強投資法です!

2018年2月9日金曜日

タペストリー(旧コーチ)決算:証を得た!

タペストリー(TPR)の四半期決算が発表されました。
主要指標(前年同月比較)は以下のような感じでした。
EPS:$0.75→$1.07(+42.6%)
売上:13.2億ドル→17.9億ドル(+35.6%)

2018年2月7日水曜日

イージーモードはおしまい

1年超に及ぶ適温(ぬるま湯?)相場が数日で大きく状況を変えました。
どの市場も2営業日で10%前後下げています。

去年末からの上振れ分の値を消しただけ、という見方もできますが市場が株式にやさしい相場から普通の相場に移行した合図なようにも感じます。
この辺は投資のアート部分だと思うので、皆様の今の心にある感情に従うのが良いかと思います。

確信があったわけではありませんが現金化を進めたおかげでフルインベストメントよりは被弾が少なく済んでいます。
とはいえ日本市場を全撤退したのみなので、現金化率は20%程度です。
こんなに早く懸念が顕在化するなら~というタラレバは思わなくはないですが、以後の肥やしにしたいと思います。

今後の予定としては
①中国株の新規買い
②日本株の買戻し
③米国株の買い増し
の順で進めようと思います。

中国はあまり周囲の影響を考えても仕方ないのでエイヤとやってしまい、日米はさすがに疑心暗鬼のうだうだが続きそうなので小出しに慎重にで行こうかと。

最後にもう一度。
イージーモードはおしまいです。

2018年2月3日土曜日

資産状況(2018年1月)

2018年1月の資産状況を確認していきます。
目標の資産配分はこちらを確認してください。