2016年9月30日金曜日

OPEC減産合意への疑念

OECDが原油生産量を減産していくことを合意したと報道されています。

OPECが減産で合意、8年ぶり(ロイター)

報道を受けて原油先物市場は上昇し、石油関連株も上昇している。
ただ今回の合意で実際に原油価格が上昇するかは不明瞭だと感じています。

2016年9月28日水曜日

投資を始めて考えが変わった「良い会社」の定義

あるあるですが、投資をするようになると社会、特に政治経済に興味が出ることが多いようです。
私もそのクチです。
継続的取り入れる情報が変わると、考え方にも影響があるようで投資家的な見方というものが自分にも多少備わってきたように感じます。

その中で一番投資開始前後で考えが変わったのは「良い会社」 の定義です。

2016年9月23日金曜日

日銀政策決定会合雑感

今月の一大イベントであった日銀政策決定会合が終わりました。
マイナス金利深堀り・資産買い入れの増額は無く、既定路線拡張という意味での追加緩和はありませんでした。
ただ現状維持だったかというとそうではなく以下2点が目につきました。

2016年9月21日水曜日

相場雑感 2016/09/21

ブログ記事としていいタイトルではないが、内容が定まらないのでタイトルも曖昧に。

遠因として、相場状況が挙げられます。
騰がるでもなく、下がるでもなくのらりくらりとした印象を受けます。

拮抗してるというよりは、先を見ればイベントが多いため(日銀会合、FOMC、大統領選、利上げetc...)様子見しているという感じですかね。
リスクをとる主体が不在な感じ。

以前の記事で米国個別株に挑戦する旨をかいたもののここ最近の米国株、特に高配当・ディフェンシブ銘柄は軒並み堅調で一時よりは下げてきてはいるものの仕掛けるには居心地が悪い。


一部(20%程度)現金化した資金をもてあましつつ、かといって現金化を進める気にもなれない中途半端な状態です。


先に挙げたイベント起因で値が崩れると背中を押された気持ちになるのですが。

こういうときこそ、銘柄ウォッチリストの探索・観察に注力すべきですね。
しびれを切らして買いというのだけはないようにしたいです。
 

2016年9月15日木曜日

株主に社会的意義はあるか?

タイトルは自分の中で咀嚼しきれていない設問です。
もう少し噛み砕いた言い方をすると「株を保有することが自分以外の役に立つのか?」です。

「企業が何かをするためには投資家の出資が必要、その役割を株式を通じて投資家が提供することで社会に対して利便性(製品・サービス)が提供される」
そんな回答が来るかもしれない。

ただ、この回答では明らかに不十分だ。

企業⇔投資家間の最初の株の売買であれば、企業側に資金が提供される。
ただ、基本的に株の売買の多くは投資家⇔投資家間の譲渡でしかない。
私が誰かしらから株を買い、保有することと企業の価値には何の影響も発生しようがない。

「市場に流動性を提供する」

これは一つの回答の形だろう。
株式というシステムは流動性を伴ってこそ機能するシステムだからだ。
出口(現金化)が見えないことには誰も出資をしようなどとは考えないだろう。

ただしこの回答にも一定の疑問が残る。

株を持つことで社会に提供できる価値が流動性だけだというなら、あまり売買をしないスタイルの私は価値が低いということになる。
長期投資家より短期投資家の方が社会に価値を提供している事になり、究極的にはHFT(高頻度取引)が一番ということになる。
それはあまりに虚しくはないでしょうか。

勿論私にとって株を保有する目的は資産保全・資産最大化、これ以外にないです。
社会的意義なぞ一ミリも存在しなくても何の問題もないのですが。。。

だれかスカッとする回答を持っている方はいらっしゃらないでしょうか。

2016年9月12日月曜日

マイナス金利べき論

9月に入り相場的には月末の日銀会合を意識しだしたと感じています。
日銀副総裁からマイナス金利の深堀り容認を示唆する発言があり注目を浴ています。

現状、銀行イジメとしての側面の方が大きいように感じるマイナス金利。
超低金利による資金調達コストの低下・リーマン以降の規制強化によりかなり苦境に立たされている感のある銀行ですが、そこにプラスしてマイナス金利による貸出金利の低下は泣きっ面に蜂といった感じですね。


べき論は預金にもマイナス適用の必要があるのだと思います。

融資の利ザヤも稼げるし、死蔵された預金も少しは市場に出されるでしょう。
反対が多すぎて政治的に実行不可というやつなんでしょうけど。

ちなみに銀行を擁護する意見に見えるかもしれませんが、経済の心臓としての銀行業が死ぬと困るというだけで現行の銀行にはさっさと統廃合・合理化を進めてほしいと思っています。
数多すぎ!無駄多すぎ!!

投資対象としては基本的に触らない業種ですね。

2016年9月9日金曜日

ひたひたと長期金利上昇 -JREIT全売却-

タイトルにもある通りJREITを全て売却しました。
以前の投稿にもある通り大部分は売却済みでしたが、今回の売却で保有割合0となりました。

結果的には前回の価格から若干低いところで売却、前回全売却した方がましだったようです。

半端に残していたのは日銀の緩和で動きがあった場合(JREIT購入額増加、マイナス金利深堀り)を考慮してだったのですが。。。
直近の長期国債利回りの上昇(0.2%程度上昇しています)をみて手仕舞いしました。

勿論今後上記にかいたようなイベントごとが起こり、JREITの価格ががっつり騰がることもあり得るかと思いますが、ほどほどで納得したいと思います。

長期国債利回りの上昇は今後トレンドになるのか、元に戻るのか引き続き観察していきます。

今回の売買でキャッシュの割合は20%となりました。 
割り振り先は検討中です。

・アセットアロケーション


・ポートフォリオ


種類


比率備考
アセット地域通貨属性

先進国全体外貨地域5%MSCI コクサイ
先進国アメリカ外貨30%S&P500
先進国アメリカ外貨高配当10%高配当系の指数
先進国日本0%
先進国日本高配当15%高配当系の指数
新興国全体外貨地域5%MSCI エマージング
新興国中国外貨15%香港ハンセン指数
不動産先進国日本REIT0%東証REIT指数 5%⇒0%
債券先進国日本債券0%債券系の指数
通貨先進国日本通貨20%現金・MRF 15%⇒20%
※赤字が変更点

2016年9月5日月曜日

新興国の復活

世界情勢の見通しを考える際の参考の一つとしてPIMCOのレポートを見ています。
PIMCOは債券に比重を置いた運用会社なため、私の投資スタイルとは一致していないのですが長期の世界経済の見通しは納得・共感することが多いです。
(ニューノーマルという造語を世に出したのもこの会社です)

そんなPIMCOから以下のようなレポートが出ていました。

エマージング市場に前向きになる根拠(PIMCO)

要旨としては
・世界の金融情勢は新興国に追い風
・新興国のファンダメンタルズ(経済成長・経常収支)に安定化の兆し

と言ったところです。

確かにここ数カ月をみると新興国が先進国をアウトパフォームしています。
特に8月は中国の株価が堅調でした。

私のポートフォリオも一定割合新興国(特に中国)を含んでいるのでこの傾向は歓迎です。
ただ記事にもある通り一定のリスク・懸念は依然ある状態です。
極端にPFを偏らせるのではなく、一定量恩恵を受けれる程度がベターかと思います。 

「懸念がありつつ」というのが株で一番おいしい時期なことが多いので、そうなることを期待します。

2016年9月1日木曜日

資産状況(2016年08月)

2016年8月の資産状況を確認していきます。
目標の資産配分はこちらを確認してください。