2017年8月30日水曜日

今度は北朝鮮ですか

北朝鮮がまたミサイルを発射したようです。
北朝鮮ミサイルが金融市場走り抜けた軌道-実物は日本上空通過(Bloomberg)

国防上大きな問題であることは疑義を挟みませんが、急にミサイルが現われたかのような報道・対応にはやや辟易します。

10年以上前から長距離ミサイルを発射し、核実験を行ってる国なんですけどね。
物事が顕在化してから騒ぐというのは、まぁ控えめに言ってもイケてる所作ではないでしょうね。

今回は日本を飛び越しているという点が大きく喧伝されています。
報道を見ていて個人として注目したことは、
・北朝鮮から日本を通過するまでにかかる時間は数分程度
・日本政府は日本を通過するミサイルが撃たれても迎撃は行わない
この2点です。

ミサイル着弾箇所の付近にいた場合、何か個人で対応できることはないということのみ理解出来ました。
個人としてこの件を”心配”するのはやめようと思います。
自分がコントロールできないことを気にするのは無駄ですからね。
国民として適切な対応を政府に望むくらいのものです。

翻って投資家として。
一応ミサイル発射日の世界市場は首を垂れるように下に向いていますが、下げ幅はそう大したものではないという印象です。
リスクオフ要因ではあるのでしょうが、数年後記憶に残っているようなレベルのものにはならないだろうと想定します。

勇んで出陣する必要も、ひるんで撤退するような事態でもないかなと。
想定以上に円が強くなるなら上がった購買力で何を買うかを考える、要はいつも通りということです。

2017年8月28日月曜日

投資は自己責任ってそれ本当に思ってます?

投資は自己責任。
投資界隈ではよく使われますよね。

証券会社とブロガーがよく使うイメージです。
使われ方としては「お前らの損を私は保全しないよ」の大人な言い方版といった感じでしょうか。
証券会社はお金を扱う職業なのである意味しょうがないですが、多くが趣味の範疇であろうブログでこの言葉が頻出するのをみると厄介な人が世には多いのだなと実感させられます。

ただ、ブロガーも自己責任と言いつつ相反した行動をとってないかと言いたいです。

よく見るのは他人の投資対象を非難すること。
一時期だと毎月分配型の投信をインデックス投資家が親の仇かのように非難していたのを記憶しています。
グロース・バリューもアプローチの違いからか神学論争になりがちですね。

自己責任と言ってるなら放っておけよと。
投資対象の是非は置いておいて、それらに投資している方を非難するのは正義感とマウンティングの合成物を見せられているようで気持ち悪いです。

要は自分が一番賢く、他は分かってないという感情の現れなんでしょうが。
そういった感情が表に出ていること自体稚拙にしか見えないものです。

他人の食い物と投資対象に文句を言わない。
これだけで幾分か暮らしやすい世の中になると思うのですがねぇ。

2017年8月19日土曜日

SBI証券・楽天証券、株式手数料無料化へ

私がメインで使っているSBI証券が約定10万円以下なら、株式売買時の手数料を無料にするプレスを行っていました。


(SBI証券から引用)

10万円を超過した場合は現行通りということなので、無料になるケースは限られますね。
個別は最低購入代金の関係で厳しそうです。
使い方としてはETFを少額づつ積み立てるような使い方でしょうか。

市場がfearに傾いたタイミングで、少しづつ集めておいてnomalまで戻ったら売るような戦略にはプラスに働くように感じます。

とはいえ、すべての人に恩恵があるような変更ではないのは確かですね。
ただ方向として手数料を下げる方向に舵を切ったことには、個人投資家としてはプラスですし評価ポイントだと思います。



てなことを思っていたら楽天証券も追随のプレスを出していました。


(楽天証券から引用)

いやー意思決定が機敏ですね。
しかも施行をSBIより1営業日早くしています。
後出しじゃんけんの強みですね。
こうなると先行して類似のプランを持っていた松井証券が厳しくなりそうです。

とりあえずサービスを受ける側としては競争は大歓迎です。

2017年8月17日木曜日

コーチ(COH)急落:3歩進んで2.9歩下がる

コーチ(COH)の四半期決算が発表されました。
主要指標(前年同Q比較)は以下のような感じでした。
EPS:$0.29→$0.53(+82.8%)
売上:11.5億ドル→11.3億ドル(-1.8%)

2017年8月14日月曜日

仮想通貨との付き合い方

今年に入って仮想通貨のニュースをよく見るように感じる。

ゴールドマンから大手顧客にアドバイス-ビットコインとの付き合い方(Bloomberg)

この記事によれば仮想通貨の資産規模は13兆を超え、仮想通貨の代表格であるビットコインは年初来3倍強の値上がりをしているようだ。

こういった時流を見極めた投資をできる人は純粋にすごいと思うとともに、自分には向かない投資対象だなと思う。

仮想通貨が何か?という質問にはいくつか回答が出るかと思うが、
通貨としての側面を見るなれば、そもそも私にとって通貨は投資対象ではなく決済手段でしかない。
価値の保存方法としては円・ドルを持っていれば概ね不満はない。

新規の技術という意味でいえば、私にはその技術の投資妙味を判断できるだけの知識がない。
国家の信用以外で決済を成り立たせるアプローチに事象としての興味こそあれ、投資判断ができるだけの(市場に対する)優位性があるとは思えない。

要は「損をしたときに自分が納得できる根拠がないので近づかない」という結論です。

もちろんうまいこと資産を増大させている人を横目にすると羨ましく感じますがね。
おそらく私のような人種が仮想通貨に手を出そうとする時があれば、それが相場の天井です。
自分の理解を超えて、高値をつかむようなマネだけはしたくないものです。

2017年8月10日木曜日

スターバックス(SBUX):高成長企業への試練

スターバックス(SBUX)の四半期決算が発表されました。
主要指標(前年同Q比較)は以下のような感じでした。
EPS:$0.51→$0.47(-8%)
売上:52.38億ドル→56.61億ドル(+8%)

2017年8月8日火曜日

手法に惚れこまない

今日は自戒の意味も込めて説教臭いことを。

投資ブログなんかをしてい身なので、当然投資をしています。
何の業界でもそうなんでしょうが、それなりの期間一つのことをやっていくとその人なりの型(スタイル)が出てきます。

私自身は現状型といえるほどの落とし込みはできていないものの、それが成されるように試行錯誤しています。
(投資資金の少ないうちに自分の型をある程度見出そう考えている)

ただ、試行錯誤していて思うのは人間には自分がやっている行動を、優位に立たせようとする悪癖があるということです。
自分の手法を持ち上げる・他人の手法を貶める、そういった思考になるように出来ているなと。

自分なりの手法を確立して貫くことは素晴らしくそうあるべきと思いますが、すべての人にその手法が最高というような言いざまには何というか閉口してしまいます。
「〇〇がいい!」はあくまで”あなたにとって”であり、あなたでない他人には必ずしも適用されないという当たり前のことを踏まえてくれないかなと。

〇〇も部分は特定の何かというわけではないです。
米国株、長期投資、デイ、スイング、FX、インデックス、ファンダメンタル、チャート、バリュー、グロースetc...なんでもいいです。

〇〇はあくまで手段です。
手段は目的を達するための道具でしかなく、無用に手段に入れ込むことは(少なくとも目的達成のためには)マイナスだと思います。

手段自体が目的になってしまっている人、結構いるのではないかと。
本当にそれが目的でいいなら、、、いいのですけど。

2017年8月1日火曜日

資産状況(2017年7月)

2017年7月の資産状況を確認していきます。
目標の資産配分はこちらを確認してください。