2017年11月30日木曜日

Google Financeポートフォリオ機能終了

前々から予告されていましたがGoogle Financeのポートフォリオ機能が使えなくなりました。
厳密には検索機能に「ファイナンス」というタブが増えてそちらに統合って感じみたいですね。
ブックマークしていたURLをたたくとこんな感じの画面に行きます。

単独の株価推移や企業情報は相変わらず見れるのですが、ポートフォリオ管理の使い方はできなくなってしまいました。
現在の株価でポートフォリオの状況が俯瞰できるので、重宝していたのですが。。。

GoogleFinance()関連の関数自体はまだ使えるみたいなので、自分でスプレッドシートを使って自作するしかなさそうですね。
資産運用ブログのくせに保有銘柄一覧的なページを作っていなかったので、いい機会と思って作成してみようかと思います。



JT (2914):221億円の債権取り立て不能?

JTのIRに嫌な感じのものが出ていました。
英国における当社グループの取引先に対する債権の取立不能のおそれに関するお知らせ

要約すると
・関連会社が破産したことで債権の回収が困難になる
・金額は148百万ポンド(約221億円)

IR内にもある通り破産手続きがどのように進むかが決まってない現状でどの程度の影響があるかを推し量ることはできませんが、良いニュースでないことは明らかです。
取って付けたかのように今期の利益額(5650億円)を参考情報として書いていますが、「221億は大きいけどうちの利益はもっと大きいんだよ、過剰に反応しないでね」的なメッセージでしょうか。

ひとまず短期では株価は下に行きそうですかね。
今年の節税のクロス取引にちょうどいいので、暫く日中も見ておこうかなと思います。
がっつり下がるようなら買い増しの検討ですね。

2017年11月26日日曜日

原油どうでしょう?

原油価格が上がっています。
以下は直近半年のWTI原油先物価格です。

底から見ると15ドル程度の上昇、率にすると3割強上昇していることになります。
米国株界隈では有名人の広瀬さんはアラムコのIPOに向けてサウジが原油を絞る(原油価格のつり上げでIPO価格を高くしようとする)といったことを結構前から言っていますが、まぁ真偽を確認しようがない情報なので話半分程度に聞いています。

先行きはどうであれ原油価格が上がったことは確定した事実。
にもかかわらずエネルギーセクターの株価は軟調です。

同期間のエネルギーセクターの株価推移を見ると、S&P500に劣後しているのがわかります。
まぁこの期間だけでなくここ数年はずっとITが牽引・エネルギーがお荷物状態が常態化していますが。

エネルギーセクターすべてにとって原油価格の上昇がポジティブでないのはわかりますが、ここ数年原油価格の低下で下がってきたのなら上がりなさいよという感じですね。
(その辺が株式投資の面白みでもありますが)

米国株界隈でもエネルギーセクターは見切った方が結構いるので、ここらで恩恵を受けたいなーと思う次第です。
XOMお前だぞ!

2017年11月22日水曜日

優待の是非

テレビ・雑誌では引っ張りだこな株主優待ですが、私の考えを残しておきます。

2017年11月20日月曜日

ポジション(立場)を理解する

社会に出るためにまず理解すべきだと感じたのは、各人にポジション(立場)があるということでした。
会社であれば社長・管理職・平社員といった感じですね。

押さえるべきは
・同じ組織であってもポジションで利害関係は違う
・一人の人間は複数のポジションで構成されている
ということです。

あなたにとって正しいことでも他人(違うポジション)の人間には正しくないというのは往々にしてあることなのです。
そこを理解せずに正しいことを言っているのに~と憤慨するのは的が外れた行為です。
まずは相手のポジションを理解し、そこから発生する差分をどう調整するか検討することがやるべきことです。

そして突き詰めていってしまえば、あなたと完全に同じポジション(立場)の人間はあなた以外にはこの世にいません。

投資の世界でも日々いろいろな情報を取得するとは思いますが、発信者の立場を考えることは常にするべきですね。
私と利益相反がある主体の意見は間違っても参考にしてはいけません。
(なぜそのような発言をするかを考えるのは立場を理解する訓練としてはアリですが)

退職金の運用方法を預けている銀行に聞いているシニアなんかを見るとちゃんと社会経験してこなかったんだなーと何とも言えない感情になってしまいます。

2017年11月15日水曜日

何もしないを選択する

人生が選択の連続であるように投資も選択の連続です。
しかして無為に買いと売りを頻発すれば、手数料負けの未来が近づいてしまうだけです。

ポジションをとりたがる・隣の芝が青く見える(銘柄の入れ替え)は人の心の動きとしては自然な流れだと思いますが、その心に従う内は投資の上達には繋がらないものです。

経験則になりますが株価はよこよこの時期が一番長いように思えます。
レンジ6~7割・上げ2~3割・下げ1~2割、時間軸だとこんなものではないでしょうか。
(値幅は当然別の問題ですが)

そうであれば買い・売りどちらのポジションを取っていても、ままならい時間のほうが圧倒的に多くなりますね。

故に投資家は意思を持って「何もしない」を選択する必要があるというわけです。
誘惑・恐怖の心の動きに打ち勝つ心の訓練は(他の人がやらないのであれば)利益の源泉になりうると考えます。

ただ、難しいのは傍から見ると思考停止の何もしないと差異がないことです。
この辺は各自で自分と向き合う必要がある部分ですね。

どうにも私の投資は精神修行のような様相を呈してきた。
求める結果は俗にまみれた世界なのですが。

2017年11月13日月曜日

アメリカの資産家上位3人で下位50%の資産を超える時代

米国で進む富の集中、上位3名の資産が国民50%の合計以上に

金融資産が無い世帯もかなりの数いるでしょうから数字のインパクト重視な気もします。
とはいえ日本に比較すれば資産のブレは大きいのでしょうね。
(格差という言葉はネガティブなニュアンスが入っている気がして使いたくない)

上位3名はゲイツ・ベゾス・バフェットのようです。
やっぱり人的資本にMAXパラーメーターを振って、資本主義の力を存分に使うことが大金持ちになる近道ですね。
当然WIN・LOSEが激しいので、失敗すればそれなりに失うものが大きいですが。

彼らのような傑出した才能のおこぼれを有限のリスクで貰い得るというのが株式投資の醍醐味だと思います。

というか相変わらずフォーブスは下世話なランキングを作りますね。
嫌いじゃないです笑。

2017年11月7日火曜日

ディフェンシブセクターの株を不況に強いっていうのやめません?

企業としての業績が景況感に(相対的に)影響を受けないことと、株価変動は別物です。
不景気は株式相場全体から資金が引いていく時期なので、どんな企業であれ株式の形態をとる以上マイナスの影響は受けるものです。
業績も影響を受け難いだけで往々にして良い結果は出ないですしね。

指数が-30%でディフェンシブ銘柄(インフラ・食品・ヘルスケアetcなんでもいです)が-20%な状況を「不況に強い」というのはちょっと違うのではと思います。

マイナス影響がないということならキャッシュが最強でしょうし、逆相関をとるという意味では債券・金あたりが候補なのかなと。
(前回のサブプライムショック時は債券も株も下がる不況になってしまいましたが)

ディフェンシブ銘柄を保有することを批判しているのではなく、実態を反映していないディフェンシブ銘柄への盲信がどうなのかという提言です。
大体そういうこと言う人に限って株式100%ポートフォリオだったりするので、「不況に強い」が本当に目的なのであればちょっと視野が狭いのではと。

景気の底を見定めて相対的に傷んでない状態から、指数やら景気に反応する銘柄に乗り換えるというのなら(できるかは置いておいて作戦的には)理解できるのですが、大体永久・長期保有とセットな語り文句なので整合性がないのでは~という感じです。

私自身ディフェンシブ銘柄を保有しますが、保有理由に景気への耐性は入っていないので持ち越すつもりでいます。
不況突入前に株式市場から資金を引き揚げることができるならそれに越したことはないですが、経験したことのないものに対して達成を確信できるほどの自信家ではないのでやむなしといった感じです。

半年後なのか数年後なのかわかりませんが、いずれ必ずくる不況期の市場状況を今から楽しみにするとしましょう。
ディフェンシブ銘柄が強さを発揮しているといいですね。

2017年11月2日木曜日

資産状況(2017年10月)

2017年10月の資産状況を確認していきます。
目標の資産配分はこちらを確認してください。