2016年12月12日月曜日

SBI証券の米国貸株サービスの使い勝手が悪い

私のメイン口座はSBI証券です。
同証券では、最近米国株の貸株サービスを始めており少しでも金利がもらえるならとサービス申し込みをしていたのですが、先日全銘柄の貸株を解約しました。

以下に理由を上げますが、一言で言えば使い勝手の悪さにつきます。


・金利が低い
これが一番の理由ですが、貸株金利があまりに低いと感じました。
以下が貸株金利毎の銘柄数の分布です(2016/12/12現在)。



基本的に0.01%。当然ながら私の持ち株もその設定でした。
貸株設定をすると名義が証券会社に移るため、倒産リスクを引き受けているともいえます。
現在の市況でSBI証券が倒産するとは考えませんが、一企業のリスクを10年国債の金利以下で引き受けるのはさすがに許容できないというのが私の考えです。


おそらく米国株を借りる人が少ないのでこういった設定なるのかと思いますが、最低でも0.1%位は欲しいなーという感想です。

・申込⇔解約の設定反映が月次
貸株のデメリットとして配当金が配当金相当額となり、雑所得扱いになってしまいます。
回避の為には権利確定日に合わせて一時的に解約をする必要があるのですが、米国貸株サービスは設定反映のタイミングが毎月25日に月一回まとめてとなっています。
権利確定日を把握しながら毎月、申込⇔解約を設定をするのは結構面倒くさいなと。

しかも米国株は4半期配当が多いため、 12カ月中4カ月は貸株出来ない計算となってしまいます。

・総合して考えると
手間の割に儲けが少なすぎるという判断です。
金利が上がって使い勝手が良くなるなら再度サービス活用を検討します。

0 件のコメント:

コメントを投稿