2016年11月7日月曜日

米国大統領選雑感(投票日前日)

時流に乗って米国大統領選に関して思うところを。

私は日本人であり、他国の首長選びにとやかく言う立場でないのは明らかなのですが
・実質的に覇権国家であるところの米国の動向は世界中に影響がある
・米国に比重を置いて投資している
という2点から相応に興味を持って大統領選をウォッチしています。

米国の情報に直接アクセスする術がないので何とも言えませんが、個人的に米国の動向に詳しいと思ってウォッチしている方々の発言を見るにヒラリーの勝率が高いように感じます。
(所謂マスメディアでは判を押したように「僅差」を喧伝しているように感じますが)

巷ではトランプが大統領になることがボラりティ要因であり(ゆえに僅差だと株価が乱高下する)、少なくとも株価には悪影響とする論調が強いと感じます。
確かにあの強烈な人物像を差し引いても、国内産業を保護を強く押し出した政策は副作用の方が多いように感じます。 

現状世界景気の牽引役となっている米国が過度に内向きの政策を取れば、世界的なリセッション入りの可能性もあり、結局米国自身の首を絞めることになるのではとも。

さすがにトランプが選挙で主張している政策が全て採択されるとも思えませんが、そういった不可実性を提示するだけで市場としてはヒステリックにならざるを得ないといったところでしょうか。
(Mrマーケットは強欲かつビビりで癇癪持ちなのです)

一方ヒラリーになれば万事OKかと言えばそうでもなく、増税路線であること、自身の健康問題など市場が嫌いそうな懸念材料はありそうです。

なんというか、いまさらながら「この二人から選ぶの?」という感想が。
どの国もリーダー選びには苦労しますね。

とはいえ、投票が終わり決着さえつけば不可実性が減るので市場は落ち着くのではと思います。
(あまりかち騰がる状態は想像できませんが)

自分にやれることは「しっかりと稼ぐ力を持った銘柄を見つけておく」ことくらいでしょう。
短期的に市場が落ち込むようならほどほどで拾っていきたいものです。

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