ひふみ投信で有名な藤野さんのインタビュー記事が出ていました。
レオス藤野氏、グローバル化進め外国株投信組成も-将来資産10兆円へ(Bloomburg)
内容は直近の日本株オンリーから外国株への投資を開始したことをなぞるものでした。
記事内で海外株比率15%を目途(現在は10%程度)との言及がありましたが、記憶が正しければ過去は10%程度を目途と発言していた気がするのでやや海外株への傾倒が進んでいる感じでしょうか。
銘柄選択としてはアマゾン・ビザ・マイクロソフトが上位に来ており、なかなか上手い運用をしていると言っていいのではないかと。
直近の動きを見る限り外国株への移行は好判断といえるかと思います。
ただ、やはり懸念は「中小型日本株」のイメージの強いひふみがグローバルファンドとしての地位を築けるのかということです。
過去藤野さんは日本市場は海外市場(主に米国を指していると思います)に比べ、未成熟・不均衡である→故にアクティブファンドに妙味があるといった発言をしていたのでそこら辺との整合はどうとっていくのかなと。
効率的な市場に打って出たので成績がマイルドになりました~では説明がつかないですもんね。
資産規模は右か上がりで大きくなり、そういった意味では絶好調といえる同社ですがそれ故海外投資に打って出ざるを得なかったというのは難しいところです。
アクティブファンドの構造的な課題といえるでしょう。
私自身がひふみに投資することは無いかと思いますが、同時期に投資をしている者としてウォッチはしていこうかと思います。
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