2017年12月26日火曜日

所得増税に見るこの国の方向性

年収850万円超で合意=所得増税、幹部が会談-自公税調(時事通信)

少し前に所得税・住民税の控除を変更する税制改正が提出されました。
基礎控除UPの給与所得控除DAWN、影響としては年収850万超のサラリーマンが損をして、サラリーマン以外が得をする仕組みとなります。

政府としては有能な人はフリーになっちゃいなという誘導なのでしょうかね。
今後もこういった人材流動性を上げる方向の政策は続いていきそうだなと感じます。

昨今見聞きすることの多い働き方改革もこの路線の政策ですしね。
長時間労働がピックアップされがちですが、結局は多様な働き方を推進することで非正規を増やすことが目的でしょうし。
最終的には解雇規制の緩和まで攻めたいんだろーなと思います。

使えない社員を持て余す今の日本の状況では国際競争力を持つことは無理でしょうし、妥当だとは思います。
需給が均衡するまでの過渡期が悲惨なことになりそうなので、そこをどうコントロールするかが課題かなと。

生まれたころから言われていましたが、所謂終身雇用は私が現役を終えるまでにはなくなりそうですね。
今後はどの様な立場(正規・非正規・フリー)であれ市場価値のあるスキルを保有していることが重要になっていくと思います。

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