2017年6月29日木曜日

自社株買いの行く末

皆さん自社株買い、好きですか?
大体の投資家は好きなんじゃないでしょうか。

一株当たりの〇〇が軒並み上がりますし、会社自身が今の株価を割高と考えていないという市場へのメッセージにもなりますし。

同じ株主還元の配当と比較して税制上有利というのもGoodポイントです。

フリーキャッシュフローが潤沢な企業は継続して自社株買いをしている印象です。

配当より自社株買いのほうが変動率のぶれが大きい傾向があるようです(労働者の給料とボーナスの関係に似ている)。

さてそんな自社株買いなのですが、自分の中で腑に落ちなていないことがあります。

それは自社株買いの行く末です。
行く末といっても自社株の処理方法が気になるわけではありません。
金庫株でも処分でも好きにして下さい。

なんというか自社株買いをし続けた先が気になるのです。

もっと言うとなんで上場したんだっけ?ってならないのかなと。
頑張ってIPOしたのにそれをまた買い取るって行為が何とも変な感じがするのです。

いや時系列をごっちゃにしてはいけないのは分かってるんですよ。
上場時の成長ステージと成熟ステージを同列に語っても意味ないですし。
ただ、成熟ステージかつ株主からの資金需要もない(銀行が貸してくれる)安定した企業って何のために上場してるんだろう思うわけですよ。
上場企業の信用的なことですかね。

うーん、疑問もあいまい結論もあいまい。
なにかすっと理解ができるきっかけが欲しい。

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