2017年4月28日金曜日

ドクターペッパースナップルグループ(DPS)決算:炭酸飲料への悲観

先日購入したドクターペッパースナップルグループ(DPS)の四半期決算が発表されました。
主要指標(前年同月比較)は以下のような感じ。
EPS:$0.94→$1.01(+7.4%)
売上:1.49億ドル→1.51億ドル(+1.3%)

まぁまぁな数字に感じるのですが、アフターマーケットでの株価は暴落(-5%超)。
今年一番の下げとなりました。

決算内の報告で売り原因となりそうなのは

・先日買収したバイの売り上げが期待を下回っている
・販売管理費が上がったため営業収入が減少(0.31億ドル→0.29億ドル)
あたりでしょうか。
販売管理費についても他報道等を見る限りバイ関連なようです。
要は滑り出しが微妙ととらえられたのでしょう。

炭酸離れが叫ばれる中、同社のCSD(炭酸飲料)は前期比でプラス推移しているのにNCB(非炭酸飲料)に足を引っ張られるのは何とも皮肉な結果です。

正直ここまで売り込まなくても思うのですが、直近で株価が堅調だったので皆さん期待が高かったということですね。

ちなみに定量的な根拠はないですが、同業のコカ・コーラ(KO)が先日の決算で大幅減収したことも影響しているように感じます。
炭酸飲料の先行きに市場が悲観的になっているようです。
DPSの商品自体はプラス推移で売れているんですけどね。。。

CEOコメントではバイについては今後はマーティング投資を強めるとのこと。

商品の優位性には自信をもっているようでした。
この辺は投資した会社を信じるしかないですね、同社の成長エンジンとして活躍してくれることを期待します。

今回の株価変動はPER部分の変動によるところが大きいので、もちろんホールドします。

ただどうせなら決算発表後にINしたかったですね。
たられば、たられば。

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