2018年6月8日金曜日

アルコールセクターへの熱視線と懸念

お酒好きですか?
私はかなり好きです。

ウィスキー・日本酒あたりを主戦場としクラフトビール・薬草系リキュールなんかにも触手を伸ばしており、趣味の一つといっていいかと思います。

酒離れが叫ばれる昨今ですが横並びでの消費が減っただけで、嗜好品としての位置づけは今も昔も変わらないのではないかなというのが私の実感です。
(酒飲み視点なので酒飲みしか見ていない可能性はありますが、、、)

まぁ私の酒への思いなんかはどうでもよく、投資対象としてアルコールセクターがどうかという話です。

話の流れで分かる通りアルコールセクターは有望と考えています。
・常習性のある商品
・価格決定力もそこそこある
・参入障壁もそこそこ高くプライベートブランド耐性も高い

うん、素晴らしい。
ノリとしてはタバコ産業と類似点が多いですかね。
強烈なアンチがいるというのも似た構図です。

ただ、現状私はアルコール銘柄を保有していません。
バリュエーションが高いのも理由の一つなのですが、アルコールはタバコより消費者の嗜好がばらけているのが一番の懸念です。

タバコならマルボロのような不動のシェアの商品があるのですが、酒は大きな分類でもビール・ワイン・スピリッツ・その他、、そしてその中でさらに細分化される始末です。
最近は特にその流れが加速しています(所謂ミレニアム世代の好みへのシフト)。
それに対応する形で蒸留所・醸造所が乱立するので集約が難しいです。

消費者としてみれば楽しい限りなのですが、投資家目線だと微妙なんですよねぇ。
大手はそれに対応する形で売れる商品を都度自社のポートフォリオに加えていくことと、移ろいやすい飲んべえの興味が自社商品に留まっているかを測定し続ける必要があります。
酒飲みメンドクサイ。

アルコール自体への投資は自信を持てるのですが、銘柄レベルになると躊躇してしまうというのが今の状況です。
せめて今より株価が安ければいいのですが、、、

というわけで世界のアルコール嫌いの方々は頑張ってネガキャンお願いします。

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