2018年4月17日火曜日

ポートフォリオをカテゴリー分けしてみる:②優良成熟企業への投資

ポートフォリオをカテゴリー分けするの続き。
前回

二番手行きます。

優良成熟企業への投資
株式投資のリターンの前提は永続性だよねということを突き詰めた投資。
自分が生きている間現状維持以上であろう企業を持ちっぱなしにして分け前をいただこうという投資です。

・人間の存続に必要(需要が読みやすい)
・業界内での淘汰が進んでいる(無駄な競争にコストを割かなくてよい)
・技術革新が少ない(稼いだキャッシュを還元しやすい)
この辺を意識しながら業界・銘柄を選んでいます。

世界の人口が増えていくことを成長エンジンとしていることも共通していると思います。
つぶれない*人が増える=儲かる的な、単純化するとそんな図式です。

デメリットは前段の特徴上ゆっくりとしか利益を享受できないことでしょかね。
株価の構成要素(EPS・PER)のうちEPS分のリターンしか期待できません。

戦略としてはまれに来る暴落をしっかりと拾っていこうって感じでしょうか。

〇PF内での位置づけ
指数でも対応可能ですが、個別銘柄で対応しています。
昔はETF(HDVあたり)で対応していたのですが、慣れてくるとどうにもこの企業いらないな~とか私の意図に反して売られたりとかがあったりするので自分の意思が反映しやすい形に相成りました。
個別銘柄のβ下げ要因でもあります。
業界・企業の性質上、情報収集も決算を見る程度でいいので気が楽ですね。
株主還元意欲の高い企業が多いので、精神安定剤(配当)の獲得に役立っています。

時間軸は長期を見ていますが、インデックス程売却に対する制限は付けていません。
いつの時代も鉄板だと思われていた業界・企業が消えていくことはありますからね。

未来を見通せない以上確率が高そうだと思う企業に分散して、あとはゆっくり観察するしかないですね。

〇投資銘柄
投資対象は以下の5銘柄です。

・JNJ:ジョンソン & ジョンソン
・PGプロクター & ギャンブル
こういった投資だとよく候補に挙がる組ですね。
まぁ生活に必要な存在です。
特にコメントは無し。

・XOM:エクソンモービル
一昔前なら↑とおなじ感じだったのでしょうが近年の原油価格のグダグダさに投資家からは見放さ気味なエネルギー株。
なんだかんだと需要は堅いと思うのですが、価格が読めないのがつらいですね。
5年ほど前には原油価格が高騰していることを考えると、上振れ下振れ両方あるのかなとも考えられます。
私としては個人投資家のたしなみで、PFのお守りとして一定量入れておこうかと考えて保有しています。

・MO:アルトリアグループ
必要悪銘柄。
近年タバコ業界は電子タバコでのシェアの奪いあいが話題ですが、個人的には紙巻きオンリーでボチボチやってくれてた方がよかった、、
成長を期待するならそもそもこの辺に投資してないよと。
同社の懸念は当局の規制だけでしょうか。
健康ブーム的なものは割と楽観的に捉えています。

・IFF:インターナショナル・フレバー・アンド・フレグランス
やや知名度の下がる香料のメーカー。
人間の生存に必要なものではないですが、人間らしい生活には必要かなという感じで需要は堅いだろうなと。
業界三位というポジションなので買収関連のごたごたが懸念。

銘柄紹介以上。、次回に続く。

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