2017年5月16日火曜日

KDDI(9433)決算:増配発表

米国偏重なPFの中で数少ない日本株銘柄であるKDDI(9433)が決算発表をしました。
主だったポイントとしては
・売上前年比+6.3%
・営業利益前年比+9.7%
・配当の上方修正(80円→85円)
あたりでしょうか。
事業予測に沿った良い決算だったのではないでしょうか。
特に配当は通期で見れば70円→85円と20%超の増配となっています。


直近の利益成長は素晴らしいものの、来る人口減少社会への悲観からかPERは低いです(14倍弱)。
個人的にはいささか悲観が過ぎるのではと思っています。
1人当たりの単価向上(電気・インターネットのセット売り)の傾向はまだ続きそうですし、配当観点で見た場合でも現在の配当性向(38%程度)は余地を残しているように見えます。
少なくとも数年の増配には問題はないのではないかなと。

懸念としては国内事業の頭打ちが見えた時でしょうか。
買収・海外事業拡大あたりが対応として考えられますが変な買い物をして散々な結果となった日本会社をよく見る昨今だとどうなのかなぁと。
しばらく先のことだとは思いますが、要観察です。

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