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2018年4月25日水曜日

ポートフォリオをカテゴリー分けしてみる:総括

ポートフォリオをカテゴリー分けするシリーズ、全体を俯瞰して締めようと思います。
①インデックス
②優良成熟企業
③テーマ

〇比較
それぞれを比較するなればこんな感じかと。
・管理の手間の無さ(情報収集等)
①>②>>>>③

・売買頻度
③>>②>>>>>>>①

・儲けへの期待度(あくまで期待)
③>①≧②

・楽しさ(≒辛さ)
③>>②>>>>>>>①

・PF内での投資割合
あまり厳密にはしていませんが、インデックス(25%)・優良成熟(25%)・テーマ(50%)程度を目安としています。

・所感
悪癖という自覚はありますが、手間をかけたものほど高いリターンが欲しいという思いがあります。
そうでなければ趣味以外の理由で個別株投資をする意味はないですし、現状は期待通り③のテーマ投資が一番高リターンを出しています。
これを継続できるかは未知数としか言えませんが、投資資金が積みあがるまでは資産運用自体より自分に合った手法を探すことに比重を置いているので色々試してみようかと。

〇まとめ
当然ながらそれぞれの投資法は一長一短です。
補完の関係にあるといえば聞こえはいいですが、手法を一つに定めることができない私の意思決定の弱さの表れといった方が実態はに近いのかもしれません。
(一つの指針でPFを一貫させられる人は成績がどうであれすごいと思います)
投資歴6年目に突入してなお手法が定まりませんが、儲けたいという気持ちは一貫しているので今後もそこだけはブレずにやっていきたいです。

2018年4月21日土曜日

ポートフォリオをカテゴリー分けしてみる:③テーマへの投資

ポートフォリオをカテゴリー分けするの続き。
前回
前々回

ラスト行きます。

▽テーマへの投資
前回・前々回と比較的守備的な投資を紹介しました。
これは私の気質によるところが大きいのだと思いますが、株式投資をする以上早めに大きなリターンが欲しいというのは素直な欲求だと思います。

その辺の思いからやっているのがこのテーマへの投資です。

まぁ一般的な株式投資ですね。

自分としては

・有利な市場(の有利な時期)
・強いテーマ(数年程度継続しそうなテーマ)
を意識して投資対象を選んでいます。

インデックスへの投資をしていることから、地合いがよくないと企業が強くても意味がないという考えなのと、賞味期限の短いテーマはどうしても瞬発力勝負なところがあるので自分には向かないと考えこういったフィルタリングをしています。


優良成熟企業が「人口増大」という大きなテーマを共有してましたが、もう少し時間軸の短いテーマへ投資をすることでEPSとPERの上昇の両取りを期待しようという感じです。


〇PF内での位置づけ
前述の通り一番儲かることを期待しています。
売買もテーマの賞味期限をみつつ機動的に動くつもりです。

その分決算以外でもニュース等の情報の吸い上げも必要なので手間はかかる存在ですね。


〇投資銘柄
投資対象は以下の5銘柄です。

・MSFT:マイクロソフト
2000年代IT業界の巨人。
10年ほど停滞期を過ごしましたが、新CEOになってから選択と集中が進み復活中です。
テーマとしてはクラウドですかね。
既存の資産(WindowsやOffice)を活用しつつおいしい顧客から利益を上げ続けてほしいです。


TPR:タペストリー
旧コーチ(COH)。
景気良い → そこそこ使える金が増える → ラグジュアリー的な銘柄という論法。
LVMH(モエヘネシールイヴィトン)なんかも好調なことを考えると、選択は間違ってなかったと思っています。
景気の拡大がどこまで持つかが鍵ですかね。

・SBUX:スターバックス
成長企業と成熟企業の過渡期な銘柄。
投資テーマは単純で、全世界で出店が続いているから。
最終的にはイケると思うのですが、最近決算が期待値以下なパターンが続いているのでやや不安な銘柄です。

2318:平安保険
700:テンセント
・CXSE:ウィズダムツリー 中国株ニューエコノミーファンド
平安保険→保険銘柄とテンセント→ゲーム銘柄(とひとくくりにするのはやや微妙ですが、、)です。
こちらは銘柄の毛並みの良さもそうですが、中国の覇道に乗っかろうというのがテーマの趣旨です。
なんだかんだと懸念されながらも今後中国は経済的には強靭さを増していくと想定しており、その恩恵を受けそうな銘柄を保有しています。
CXSEはリバランス用に保有している感じです。

中国株はどうにも値動きがトリッキー(明らかにインサイダーと思われる動きなど)な部分があるので、振り回されない鈍感力が寛容かと思います。

以上。
次回各投資法をまとめて終わりです。

2018年4月17日火曜日

ポートフォリオをカテゴリー分けしてみる:②優良成熟企業への投資

ポートフォリオをカテゴリー分けするの続き。
前回

二番手行きます。

優良成熟企業への投資
株式投資のリターンの前提は永続性だよねということを突き詰めた投資。
自分が生きている間現状維持以上であろう企業を持ちっぱなしにして分け前をいただこうという投資です。

・人間の存続に必要(需要が読みやすい)
・業界内での淘汰が進んでいる(無駄な競争にコストを割かなくてよい)
・技術革新が少ない(稼いだキャッシュを還元しやすい)
この辺を意識しながら業界・銘柄を選んでいます。

世界の人口が増えていくことを成長エンジンとしていることも共通していると思います。
つぶれない*人が増える=儲かる的な、単純化するとそんな図式です。

デメリットは前段の特徴上ゆっくりとしか利益を享受できないことでしょかね。
株価の構成要素(EPS・PER)のうちEPS分のリターンしか期待できません。

戦略としてはまれに来る暴落をしっかりと拾っていこうって感じでしょうか。

〇PF内での位置づけ
指数でも対応可能ですが、個別銘柄で対応しています。
昔はETF(HDVあたり)で対応していたのですが、慣れてくるとどうにもこの企業いらないな~とか私の意図に反して売られたりとかがあったりするので自分の意思が反映しやすい形に相成りました。
個別銘柄のβ下げ要因でもあります。
業界・企業の性質上、情報収集も決算を見る程度でいいので気が楽ですね。
株主還元意欲の高い企業が多いので、精神安定剤(配当)の獲得に役立っています。

時間軸は長期を見ていますが、インデックス程売却に対する制限は付けていません。
いつの時代も鉄板だと思われていた業界・企業が消えていくことはありますからね。

未来を見通せない以上確率が高そうだと思う企業に分散して、あとはゆっくり観察するしかないですね。

〇投資銘柄
投資対象は以下の5銘柄です。

・JNJ:ジョンソン & ジョンソン
・PGプロクター & ギャンブル
こういった投資だとよく候補に挙がる組ですね。
まぁ生活に必要な存在です。
特にコメントは無し。

・XOM:エクソンモービル
一昔前なら↑とおなじ感じだったのでしょうが近年の原油価格のグダグダさに投資家からは見放さ気味なエネルギー株。
なんだかんだと需要は堅いと思うのですが、価格が読めないのがつらいですね。
5年ほど前には原油価格が高騰していることを考えると、上振れ下振れ両方あるのかなとも考えられます。
私としては個人投資家のたしなみで、PFのお守りとして一定量入れておこうかと考えて保有しています。

・MO:アルトリアグループ
必要悪銘柄。
近年タバコ業界は電子タバコでのシェアの奪いあいが話題ですが、個人的には紙巻きオンリーでボチボチやってくれてた方がよかった、、
成長を期待するならそもそもこの辺に投資してないよと。
同社の懸念は当局の規制だけでしょうか。
健康ブーム的なものは割と楽観的に捉えています。

・IFF:インターナショナル・フレバー・アンド・フレグランス
やや知名度の下がる香料のメーカー。
人間の生存に必要なものではないですが、人間らしい生活には必要かなという感じで需要は堅いだろうなと。
業界三位というポジションなので買収関連のごたごたが懸念。

銘柄紹介以上。、次回に続く。

2018年4月15日日曜日

ポートフォリオをカテゴリー分けしてみる:①インデックスへの投資

投資ブログを見る際に皆さんは何に注目しますか?
私はその人の保有銘柄が気になります。
その人の考えを知るには言葉よりも行動の結果たる保有銘柄を見る方が簡単だからです。
出来れば売買履歴がセットになっていると望ましいですね。
ポリシーと矛盾の無いPFは説得力がありますよね。

さて私はいといえば前述の理想とは違い、複数の指針でPFを構成しています。
今回は自分の投資理由やスタンスを整理する意味も込めて、PFをカテゴリー分けと具体的な銘柄の紹介をしていこうと思います。

▽インデックスへの投資
一番手はインデックス投資。投資界のキングオブ無難。
誰もがその有効性を認めつつも、つまらなさ故に見捨てられがちです。
シーゲルだってバフェットだって凡人に勧めるのはインデックス投資なのに信者は個別株投資をする何とも不憫な存在で、みんなと同じなら悪いことはないだろうという思考停止にぴったりの金融商品です。
誰にもけ貶されない代わりにあまり愛されもしない、そんなところが気に入って一定割合をPFを割いています。

私自身はお決まりの全世界株式指数ではなく米国・新興国の指数に投資していますが、まぁ趣味程度の違いしか無いですかね。
どちらにせよ投資対象は7割くらいはかぶっていますし。

資本主義の本場+世界の成長エンジンという構成で資本主義の恩恵を受けようという算段です。

〇PF内での位置づけ
時間をかけさえすれば負けにくい投資の代表格だと思うので、変に割合を弄ったりせずにPFの土台として居座ってもらっています。
あとは個別銘柄の上限数を10銘柄としているので、銘柄分散という意味もあります。

インデックス投資最大のメリットはメンテナンスを一切しなくていいことですかね。
良くも悪くも短期・中期の情勢に一喜一憂しても意味がないので、上がっても下がっても何の感情も無く眺めるような存在です。

〇投資銘柄
投資対象は以下の4銘柄です。

・VTI:バンガード・トータル・ストック・マーケットETF
・1547:上場インデックスファンド米国株式(S&P500)
米国指数ETF。
VTIがメインで1547はリバランス用に少量持っている感じです。
国内ETFのほうが売買コストが安いので使い分けをしている感じですね。
元々は1547オンリーだったのですが、謎の配当利回りがが低い事象に嫌気がさしてVTIに鞍替え中です。
経費率に納得がいけば1547は楽天VTIに変えてしまうかもしれません。

厳密にはVTIと1547は別の指数で、統一感を持たせるならSP500に投資するVOOのほうがよかったのですが、バンガードに投資するならより分散のきいたVTIのほうがコンセプトに沿っていると考えVTIを選択しました。
どちらも経費率変わらないですしね。

・VWO:バンガード・エマージング・マーケッツETF
・SBI-EXE-i新興国株式ファンド
新興国指数ETF。
米国指数と同じくVWOがメインでEXE-iがリバランス用です。

次回に続く。

2016年5月7日土曜日

投資スタイル

投資歴も4年目となり、開始していたころとは投資の手法が変わってきました。
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