持ち株でまた買収案件です。
香料メーカーのインターナショナル・フレバー・アンド・フレグランス(IFF)がイスラエルのフルタロム(FRUT)を買収とのこと。
例によってこの企業のことは知らなかったのですが、同業のようですね。
まぁ寡占気味な業界ですから、規模の経済を利かすために同業下位を買収していくのは王道ではないでしょうか。
買収金額は71億ドル!
現金と株式の組み合わせ(1株あたり現金71.19ドルとIFF株0.249株)とのことですが、相変わらずスケールがでかい。当然私には金額の妥当性は判断が尽きません。
イケると信じた経営陣を信じましょう。
正確な情報が手元にないので曖昧ですが、同業2位のフィルメニッヒとは1%程度でのシェア争いだった記憶があるので、この買収で3位→2位にジャンプアップした可能性があります。
プレーヤーが少ない業界なので、業界内での序列は重要だと思います。
成熟した業界だと投資を検討するのは大体1位か2位までですからね。
株主の利益に寄与するディールになることを期待します。
ちなみに発表後のマーケットはお決まりの下げ(これを書いてる時点で前日比-6.8%)。
同日発表された決算も市場予想を超えてきているので、もう少し突っ込むようなら買い増し候補として検討しようと思います。
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