2016年12月24日土曜日

相場雑感(2016/12)-利上げ局面の投資戦略

現在の私の主軸市場である米国は完全に利上げ局面に入りました。
数年来の金融相場から業績相場への移行が予想され、セクター・企業の選別が結果に結びつきやすい時期になると思います。

ただ今の相場をけん引しているのは大統領への(減税・財政出動への?)期待であることを忘れてはならないと思います。
人の期待は往々にして実際を超えてしまうものなので、大統領就任前後は市場がぎくしゃくする展開がありそうです。

配当投資向きの銘柄群(いわゆるディフェンシブ銘柄)はつい最近まで株価がイケイケで手が出しにくかったですが、利上げ前くらいから下がってきておりなんとか適正ゾーンかなという印象です。

前述のような理由で市場全体が下がるなら、ウォッチ銘柄の新規取得・追加取得に動こうと考えています。

ただ米国グローバル企業の業績は為替の影響でしばらくは辛そうですね。
各国通貨を相対的に見てドルが極端に弱含む状況を想像しにくいですし。
せいぜい政治要因があるくらいでしょうか。

しばらくは売上を米国内にフォーカスした企業の方が決算を安心して見ていられると思います。

どちらにせよ配当投資部門はしばらく市場平均を下回りそうです。
ポートフォリオが固まるまでに時間がかかる(普通にサラリーマンしていたら20年くらいは平気でかかると思う)投資手法なので道中の上下は気にせずに行こうと思います。

想定通り市場が好調なら我がPF最大銘柄のS&P500が市場平均程度に稼いでくれます。

それで十分と考えることにします。

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