経産省、太陽光の買取価格を2023年に約8円想定、事業用は原則「入札制」(日経 XTECH)
太陽光の買取価格を現行から半額程度にするという旨のニュースですね。
注意点としては、買取価格が下がるのは現行の契約のことではなく将来分の契約であるということです。
元々FITは毎年買取価格の切り下げを行っていたので今まで通りといえば今まで通りです。
ただ現在の売電価格平均以下の値段を想定しているとなると、企業の参画意欲を削ぐことにならないかという懸念はありますね。
投資対象のインフラファンドへの影響としては
・現行の物件や開発中のものには影響はない
・採算が合わないものは買わなければいいだけなので足元の収益性には影響はない
・潜在的な外部成長余地が少ないことが改めて周知されたのでそういった意味ではマイナス
といった感じでしょうか。
価値という意味ではもともとあったリスク部分なので変動は無いですが、価格という意味ではネガティブなニュースですかね。
さすがに売電価格が平均価格より下がってしまうというのはおかしいように感じますが、売り先を見つけられない場合はしょうがないとなるのでしょうかね。
直接企業に売るなどの選択肢が持てればそういった問題は払しょくするのでしょうが。
今後は売却先の確保がしっかりできる運営が評価されるようになるかもしれませんね。
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